今回紹介するのは、2010年公開のロバート・ダウニー・Jr主演の『アイアンマン2』。

 

 この作品は、マーベルシネマティックユニバースシリーズ作品の内、『ハルク』に続く第3作目にあたる。

 

『アイアンマン2』

監督:ジョン・ファヴロー

制作会社:マーベルスタジオ

出演ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン他

 

 前作『アイアンマン』公開後、そのヒットを受け本作の製作が決定した。

 

本作において今回のヴィランとして抜擢されたのは、ミッキー・ローク。セクシーな魅力を持つ彼は、「ナインハーフ」・「エンゼル・ハート」などの話題作で主演も務めていた、1980年代の往年のスター俳優だ。

 

1991年にはプロボクサーに転身し、日本でも試合を行っている。その試合での、彼の「猫パンチ」は今でも有名だ(笑)。

 

2008年公開の『レスラー』で見事復活した彼は、今作のヴィラン:「ウィップラッシュ」として出演し、その演技・存在感ともに高く評価された。

 

また、もう一人の「アイアンマン」こと「ウォーマシン」とスカーレット・ヨハンソン演じる女スパイ「ブラックウィドゥ」も今作より登場している。

 

 

あらすじ

 

 トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が、自らアイアンマンであることを公表してから半年後が舞台だ。

 

前作より強化したアイアンマン:マーク4を身にまとい、世界各地で起こる紛争に介入し鎮静化することで世界平和に貢献するトニーだったが、政府からアーマーが兵器だと見なされ軍への引き渡しを要求されてしまう。

 

 トニーはこれを断固として拒否する一方、アーマーの動力源にして生命維持装置でもあるアークリアクターの動力源「パラジウム」から放出される毒素に、体を蝕まれつつあった。

 

 それと前後してトニー・スタークの父であるハワード・スターク(故人)に積年の恨みを持つロシアの元化学者:アントン・ヴァンコが他界。

 

アントンの息子:イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)はスターク一族に逆恨みをし、父が残した設計図を基に独学で「アークリアクター」を作り上げ「エレクトリカル・デス・ウィップ」を開発し、モナコにてトニーを強襲するが、返り討ちに合う。

 

 収監されたイワンだったが、スタークインダストリーの競合会社であるハマーインダストリーの社長:ジャスティン・ハマーの手引きにより脱獄した。

 

イワンの技術を利用して自社の製品を強化し政府に売り込むためだ。

 

 ここからは科学は人類の平和のために使うべきだというトニーの信念とそのテクノロジー、それと相対するイワンの私怨とハマーの野望が描かれラストシーンへとストーリーは展開していく。

 

 この作品も、書店やCDショップでDVDやBlu-rayディスクを安く購入できます。また、VODなどでも視聴可能です。

 

 ではまた。次の映画の紹介まで、お楽しみに。