映画大好き、オレンジ時計です!

 

 今回紹介するのは、1990年公開のアメリカ映画『ゴースト/ニューヨークの幻』。

 

 この作品は、ロマンス・コメディ・ファンタジー・ホラーといった要素が含まれ、男女を問わず幅広い年齢層からも支持を得ました。

 

 この映画というと、ライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」が思い出されますね。名曲です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=LfO08ZHjDts

 

 助演のウーピー・ゴールドバーグはこの作品でアカデミー助演女優賞を受賞、作品自体もアカデミー作品賞、編集賞、作曲賞がノミネートされています。

 

ゴースト/ニューヨークの幻』

 

監督:ジェリー・ザッカー

配給会社:パラマウント映画

出演:デミ・ムーア、パトリック・スウェイジ、ウーピー・ゴールドバーグ他

 

あらすじ

 ニューヨークで銀行員として働いているサム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は陶芸家として成功しつつある恋人モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)と幸せな時間を過ごしていた。

 

 ある日、サムは勤め先の銀行でコンピュータ内の口座データに異変があるのを発見する。友人であるカール(トニー・ゴールドウィン)はその作業を手伝おうとするが、サムは一人で調べると断った。

 

 後日、サムとオペラを観劇した帰り道、モリーは「結婚したい。」とサムに告白する。サムは「僕もだよ。」と答える。

 

 その時、暗がりから暴漢が現れサムを襲った。もみ合いの末暴漢の拳銃に撃たれてしまう。

 

逃げる暴漢を追いかけるサムだったが取り逃がしてしまう。サムはモリーが心配になり戻ってくると、モリーは血だらけの自分を抱いて泣き崩れていた。

 

サムは死んでしまい、ゴーストになってしまっていたのだ。

 

ゴーストになったサムは、モリーのアパートで彼女とともに居たが、彼女にはサムが見えなかった。話しかけても気づいてくれない。

 

そんな中、サムの友人だったカールがモリーに近づいてくる。

 

ある日、モリーが外出中に部屋に男が侵入してくる。その男は、あの日襲ってきた暴漢だった。そこにモリーが外出先から帰ってきた。

 

なんとか飼い猫のフロイドをけしかけて暴漢を追い出し、事なきを得たサムは暴漢を追いかけ、男のアパートを見つけ出す。

 

アパートを後にしたサムは、その近所で怪しげな霊媒師:オダ・メイに出会う。

 

彼女のやっていることはインチキ商法だったが、どうやらサムの声が聞こえるようだ。

 

自分が今もそばにいることを伝えたいサムは、オダ・メイを説得しモリーの所に向かわせる。

 

オダ・メイはモリーにサムにしか知らないことを話し、半信半疑ながらもモリーは耳を傾ける。

 

サムを殺した犯人の事を告げられたモリーは、その事をカールに相談する。カールは自分が調べようと言って犯人のアパートへ向かった。

 

しかし、そこでサムは驚愕の事実を知ることになる。カールは秘密裏に麻薬組織とつながっており、その組織の資金洗浄を任されていたのであった。

 

つまり、サムは銀行内の異変に気付いたため、カールの指示で暴漢に襲われ殺されてしまったのだ。

 

一方、モリーは警察でオダ・メイから告げられたことについて相談していたが、オダ・メイはかつて詐欺師として悪事を働いていたことにショックを受ける。

 

サムはカールの悪事を止めるためにオダ・メイに協力を依頼し、銀行からカールが管理していた銀行口座を解約し、資金洗浄のためプールされていた400万ドルをひきださせる事に成功した。

 

偶然その場に居合わせたモリーに一部始終を目撃されたオダ・メイだったが、無事二人は銀行をあとにする。

 

その直後、自分が管理している銀行口座から400万ドルが消えてしまいあわてふためくカール。

 

モリーとゴーストになったサムの件と400万ドルの行方について、検討をつけたカールはモリーのアパートへと向かうのであった。

 

 この作品も、書店やCDショップでDVDやBlu-rayディスクを安く購入できます。また、VODなどでも視聴可能です。

 

 皆さんに是非ご覧になって欲しい作品です。

 

 ではまた、次の映画の紹介まで、お楽しみに。