今回紹介するのは、1987年公開のアメリカ映画のSFアクション映画『プレデター』です。
『プレデター』
監督:ジョン・マクティアナン
配給会社:20世紀フォックス
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザース他
この映画は、1987年公開の第1作をはじめ、後にシリーズ化され計6作制作されています。監督のジョン・マクティアナンは『ダイ・ハード』、「レッド・オクトーバーを追え!」などを手掛けた映画監督でも有名ですね。
アーノルド・シュワルツェネッガーについては言うまでもありませんね。元ボディビルダーで『ターミネーター』シリーズで大ブレイクし、2003年から2011年までカリフォルニア州知事を務めたりと多彩な面を持つハリウッドを代表する俳優です。
カール・ウェザースについては、シルベスター・スタローン主演の『ロッキー』シリーズにボクシングのチャンピオンとして出演していました。
ここで面白いのは、当時アーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスター・スタローンは同じアクション俳優として、お互いをライバルとしてあまり仲が良くないと噂されていました。
そんな中、『ロッキー』に出演していたカール・ウェザースが、今作の『プレデター』に出演するという事で少し話題になりました。
実際は、アーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスター・スタローンはとても仲が良く、レストランを共同経営するなど公私ともに友人として認め合っていたそうです。
これは後年、アクション映画『エクスペンダブルス』で共演をはたして、その疑惑は晴れましたね。
あらすじ
中央アメリカの架空の国バル・ベルデにて捕虜にされたアメリカ政府高官一行を救出するためにダッチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)率いる特殊部隊が招集された。
ダッチの元戦友のCIAから派遣されたディロン(カール・ウェザース)も同行し、任務を開始する。
墜落したヘリコプターは発見したが、その周囲で皮膚をはがされ逆さ吊りにされた特殊部隊員の死体に一同は驚く。
不自然に思いながらも、ダッチたちはゲリラの村を襲撃し、女性兵士のアンナを捕虜とする。
村を捜索していると、とある機密文書が見つかる。ダッチはこの作戦の不自然さを、ディロンに問い詰める。
実際の要人救出が目的ではなく、特殊部隊員はディロンのCIAの部下で機密文書の回収が目的であった。
ダッチは作戦の目的が人員救出ではなく、文書の回収だった事に激怒するが、仕方なく脱出ポイントに向かうことにした。
しかし、そんな彼らを監視する未確認生物が森の中に潜んでいた。
その未確認生物とは、高い知能を持ち光学迷彩で身を隠す異星人であった。
脱出ポイントまでの道のりは厳しく、ジャングルの中を慎重に進む中一人、また一人と謎の襲撃者に殺されていく。「森が襲ってきた。」と言い残し絶命した仲間たち。
はたして、ダッチ一行は無事この危険なハンターから逃げ、ジャングルから脱出できるのか。
ここから先は、実際の映像でご覧になって欲しいです。『プレデター』シリーズの原点でもあるこの作品は30年前の作品とは思えないほど良くできています。
書店やCDショップ、通販でも安く入手出来ますので是非ご覧になって欲しい作品です。
ではまた、次の映画の紹介をお楽しみに。