私は平面描画作品から彫刻、写真、インスタレーションまで
様々なスタイルで制作していますが、自己紹介として
その中から仏教美術にちなんだものを紹介します。
「阿修羅胸像」~2022年 石膏彩色 h.46xw.26xd,28cm
興福寺のオリジナル阿修羅はみる方々によって様々です。
そのすべてを再現することはできません。
造り手は、自分が感じた対象のごく一部、最も自身の印象
に残るイメージを抽出精製することになります。
従って本作はあくまでも「マイ阿修羅」という創作です。
阿修羅は中性的で時には12~13歳の少年のように見えますね。
奈良大学でのAIでは23歳と年齢診断されました(阿修羅は故・
夏目雅子さんに似ているという意見も多いのですが彼女が最も
輝いていた年齢が23歳です)。
私の制作は初期思春期15,6歳に見えるかも?、悩める年頃
ですね。
光明皇后が母、橘三千代の追善供養として藤原氏の氏寺に奉納した
八部衆の一体である「阿修羅像」。それは当初渡来系の仏師・将軍萬福
による脱乾漆法での造形に光明皇后がさらに指示したとされ、その
モデルが誰なのか謎に満ちています。
謎に満ちているが故の魅力とも言えるでしょう。
皆様と「阿修羅」談義ができれば幸いです。
