夢日記2 | yu14fのブログ

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 ひどい夢をみた。知り合いがいないまさに今死なんとする自分の死期を悟った老婆が遺書を書く場面に居合わせて、「その遺書は誰に読ませるんだ」と俺が問う夢だった。
 その老婆の書いていた遺書は財産を誰に残すかといった具体的な遺書ではなかった。ただ私はだれだれこういう人物であったという独白、自己陶酔の露呈、そういった遺書であり、そして私は問うたのだ。知り合いのいないお前が、また今後広く誰かに読まれることもないだろう稚拙なそれを書くことに何の意味があるのか、と。
 もちろん、私の一言からそんなことを老婆は知る由もなく、そのまま死んでしまったのだが。老婆の死んだ空き家に俺は一人佇み、そして、私もその遺書と似たことをしている。また、そこを脱したいとも思っていないと気づく。
 その遺書が人々に多く読まれることがあるとすればそれはそのときは、私がつくった他の芸術か何かが評価され、その芸術に付加価値が求められたときのみだ、おそらくは。