①の続きです。
初産のため、33週あたりで地元に里帰りする予定でした。そして、そのぎりぎりの32週半ばまで仕事を続けるつもりでした。
が…
「もしかして、安静にしてた方がいい感じですか…?」
と先生に尋ねると、
「そうなんですよ…!
出来れば、もう仕事はお休みして早めに里帰りした方がいいと思います。出来れば来週あたりにでも。」
と、まさにそれ!という感じでスラスラ話されます。
驚きの返答!
まだまだ引き継ぎもしていないし、出産の準備も終わっていないのに…。
「仕事休めそうですか?
難しそうなら、切迫早産という形で診断書書くこともできますよ。」
ここでも、診断書もらえるくらい安静にしていなきゃいけない状況なんだ!と驚く…。
「相談してみます…。」
その後、低置胎盤の説明を受けました。
動きすぎると出血のリスクがあること、このままいくと自然分娩は難しく帝王切開になる可能性があること、出血した時のために自己血輸血が必要になるため、自己血を摂っておく必要があること、など。
今まで、何も心配せず過ごしていただけあって、聞いた時は衝撃を受けました。何も疑わず、産休まで仕事をやり遂げて、普通にお産をすると思っていたからです。
それが伝わったのか、先生にも
「いきなり、厳しいこと言ってすみませんね。でも、無事に産むためには、ね。」
とフォロー?されました。
赤ちゃんは順調に育っているようですが、胎盤の状況をみるべく1週間後に再度受診となりました。
診察が終わって病院ロビーにもどると、気分は落ち込んだまま
さっそく
「低置胎盤」
についてネットで検索。
前置胎盤よりリスクは低いようですが、やはり出血や帝王切開の可能性はある、と。
現状として、出血もしていないし体調もいいので実感はわかないけれど、受け入れるしかないんだなぁ、と会計を済ませ帰り道を歩いていました。
その道中、夫と母に報告しました。
母は医療従事者なため、わりとすんなり状況を理解してくれ、仕事も迷惑かけるけど休んだ方がいい、我が子に勝るものはない!と励ましてくれました。
夫はというと…
そもそも、赤ちゃんの頭が小さいことが問題となって受診した他病院。
低置胎盤と診断され、そっちの方が状況的にリスクがあることを説明するも、あまり理解できず頭の大きさにこだわってました。笑
検索した低置胎盤のwebページを送ると、やっと理解できたようでしたが。
ふぅーーーーー
その日は一気に疲れがきました。
産まれるまで、安静にしなくてはいけないことと、急遽仕事を休まなくてはいけないこと。
周りに迷惑かけるなぁ〜と憂鬱になりながら、帰路についたのでした。