そもそも西洋占星術って、という話。

昔、占星術ネタで
「自分の中に天体10個あったら
そりゃいろんな面あるわ！」
といったことを書いたのですが、

「私もあるかな？」
って反応してくださった方がいまして。

あ、そっか！！と思いました。

そもそもあれですよね、
占星術に馴染んでない方は、
「自分の中の星」っていっても

ピンと来ないですよね。

そのあたり、

ご説明させていただこうと思います。

まず、
お空360度ぐるーんとありますよね。
その一周を12で割ります。

そしてそれぞれを

12星座でわけっこします。

となると、隙間はないです。

どの星座にも属さないエリアは無い、
ってなんとなく分かっていただけますか？
ホールケーキを12にわるイメージです

私たちが普段言ってる星座は、
私たちが産まれたときに、
空にある太陽がどの星座のエリアにいたか
ということなのです。

もちろん、
太陽以外にも惑星はあります。

「私ぃー、火星あんま好きちゃうから、
私産まれた時火星なくしてん～」
なんていう

宇宙の権力者はいませんよね笑

なので、

スイキンチカモクドテンカイメイ…とかいう

学生時代習った太陽系の惑星は

お空に全てあります。

イコール！！

あなたが産まれた時、
お空にある惑星はすべて、
12個の星座のうち

必ずどこかの星座エリアにいたわけです！

そしてもう一歩踏み込むと、
マクロコスモスとミクロコスモス
という考え方がありまして。

マクロとミクロはリンクしている。

これを占星術も採用してます。

マクロコスモス＝大宇宙、お空、太陽系
ミクロコスモス＝小宇宙、肉体、私

というわけで、
あなたの産まれた瞬間の惑星の配置
＝

マクロコスモスの惑星のエネルギーバランス
は、

あなた自身＝ミクロコスモスの質、
として

細胞やらDNAやらに埋め込まれている。
という感じでございます！

この産まれた時の惑星の配置を、
その人のホロスコープ（ネイタルチャート）として、
個人を読むときに見ます。

そうやって
宇宙のエネルギーを自分の質として

先天的に持ちつつ、
加えて
日々経験して後天的に変化しつつ、

で
今現在の私たち♪というわけ。

だから、
産まれた時の惑星の配置
＝産まれた時のホロスコープ

（＝ネイタルチャート）
はあなたを表すけれど、

あなたの100%をあらわすわけでは無いので、
それに縛られる必要はありません。

でも、
自分の知らない部分や

可能性や質やクセを知ることで、
すんごく楽になる、ということは言えます。

私自身長い間

自分の二面性（正確には多面性）に
振り回されてましたが、
自分の中に色んな部分があると知って
肩の力が抜けました

準惑星になった冥王星も入れて、
占星術ではメインで10の天体、としてます。

それぞれ

太陽はメインの生き方、人生の意識。
月はプライベート、元気のもと。
水星はコミュニケーション、作業の仕方。
金星は魅力、好きなもの、男性の好きな女性のタイプ。
火星はテンションの上がるもの、戦い方、女性の好きな男性のタイプ。
木星は応援されてる分野、ラッキーポイント。
土星は時間をかけて取り組むこと、苦手と克服。
天王星はオリジナリティや閃き。
海王星は想像などが膨らむところ。
冥王星はゼロか100、最終兵器、みたいな。

という感じです。

ここに書いた以外にもそれぞれの天体で
担当しているジャンルは色々あります。

ね、この時点で、
あなたの中に最低でも
10個の天体＝10パターンの傾向
があるってわけです。

ほらほら、ヒトって多面体～！！