■やんちゃなヤッシーおちゃめでディープな内視鏡

10月4日(月)

 両親を等々力の自宅でピックアップし、W嬢と共にNH61便で千歳。ワゴンタクシーで札幌市内を一巡。札幌パークホテルのなだ万雅殿。W嬢の両親と6人で会食。JRタワーホテル日航札幌泊。

10月5日(火)

 ホテル内の丹頂で和朝食を摂った後、ワゴンタクシーで旭川の
エルメス バーキン コピー 旭山動物園。園長の坂東元氏と懇談の後、園内を観覧。前回、訪れたのは2004年9月19日。

 その「翌日に年間入園者が100万人を超えた旭川市の奇蹟は、傾斜地に設けられ、ペンギンやアザラシが自在に泳ぐ勇姿を人間が真下から真横から眺める『ぺんぎん館』や『あざらし館』の存在のみを以て齎された『奇蹟』に非ず。…動物も人間も隔離させてはいけない、との理念を共有する。…即ち片翼を失った鳥を見せ物にする旭山動物園は怪しからん、と福祉関係者を名乗る人物の投書が新聞に掲載されるや、逆に全国の障害者からは、勇気を与えて呉れて有り難う、との反応が動物園に殺到。園舎の中でも動物に安心を与え、過ごす場所を選択する権利を与えると、寧ろ人間を観る為に近付いてくる、との言葉にも虚を衝かれる思い。観覧している側こそが実は、『モダンタイムス』にも似た鋳型社会に閉じ込められた非人間的生活を強いられている自分に無自覚なのだ」。

 とSPA!での連載27回目に記したのを再録。雨の中、脚が悪い母親が乗った車椅子を押して下さったスタッフK氏にも深謝。公営にも拘らず、人件費も含めて旭川市からの支援を一切受けずに運営する坂東園長の覚悟にも乾杯。

 旭川ラーメン村の梅光軒。野菜ラーメン塩味を選んで、札幌。原稿の後、サッポロビール園。トロンメルホール2階でジンギスカン。W嬢も僕も、すすきのに位置する羊ヶ丘の成吉思汗を評価するが、製麦工場跡地のサッポロビール園も欧州的な情趣に富む。

10月6日(水)

 NH52便で羽田。民主党との政策協議会の後、国民新党・新党日本の両院議員総会。亀井静香代表と会見の後、衆議院本会議。自由民主党の稲田朋美嬢の代表質問は白眉。菅直人政権と民主党の問題点を的確に指摘。

 天木直人氏もメールマガジンで、「今の日本の政治のなかでも、最も保守・国家主義的な考えであり私の考えとは基本的なところで大きく異なる。しかしその立場の違いにもかかわらず、今日の彼女の代表質問は見事だった。菅民主党首相にぶつけた質問事項の全ては、何れも現下の重要な問題であり国民の多くが菅首相に聞いてみたいと思っている事柄だった。一切の馴れ合いを排し、周到に準備された自分の言葉で菅民主党政権の政策の弱点や、民主党という政党が抱えている矛盾を見事についた。民主党攻撃材料のすべてがその中にあった。これこそが野党の代表質問である」と絶賛。

 翌日の代表質問を控えて、暫し仮眠を、と夕刻にベッドに入るや、気付いたら22時半過ぎ。9月30日の予算委員会に続いて僅か5分の持ち時間とは言え、本会議の場合は原稿の作成が必須。読み上げる分量は一般的には1分間に280文字、僕は320文字。6時半に脱稿。更に仮眠の後、推敲。

10月7日(木)

 16時過ぎに登壇し、無利子非課税国債の発行と休眠口座の活用に加えて、農業者戸別所得補償制度、退職手当債、給与の調整額の3点を質問。映像と議事録は新党日本HPで視聴&閲覧可能。

 周囲の耕作放棄地も借り受け、減農薬・有機農法に取り組む専業農家は、補償の対象外となり勝ち。何故なら、自律的・持続的な農業経営を実践すればこそ、辛うじて採算が取れているから。即ち、生産コストと販売価格の差額を補填する農業者戸別所得補償の制度設計に問題有り。専業農家、第一種兼業農家ならぬ、“片手間農家”と呼ばれる公務員世帯の兼業農家に“ヤミ手当”を支給する本末転倒を齎す。

 夫が県庁職員、妻が学校教諭の兼業農家は給与所得のみでも2人合わせて県民所得の4倍近い年収。米、野菜等の耕作物は殆どが自家消費。申し訳程度に出荷。が、週末に小一時間、ガートラ=ガーデントラクターを運転するだけで、所得補償交付金対象。販売価格よりも生産コストが高いから。

 理不尽な三題噺その2は、財政難を理由に様々な住民サーヴィスを切り捨てる一方、公務員の退職金を満額支給するべく、全国の都道府県・市区町村の大半は毎年、巨額の退職手当債を発行。平成19年度5389億円、20年度5691億円、21年度4865億円
激安 エルメス バーキン 。起債残高は2兆円に達する。地方財政法は、平成27年度まで今後5年余りも退職手当債の起債を特例措置として認める。

 その3は、養護学校教諭や管理栄養士といった職種毎に慣例として設定された給与割増分の調整額。民間でも支給される危険な作業等への諸手当と異なり、その額がボーナスや退職金へも反映される“親方日の丸”ならぬ“親方自治体”。知事時代に片山善博氏も僕も、退職手当債の発行を潔しとせず、調整額も抜本的廃止を敢行。が、47都道府県で抜本的廃止に至ったのは、その後に青森県を加えても僅か3県に留まる。

 「何処の世界に、経営状態と関係なく従業員の給与を決める企業が有るか」と総務大臣就任直前にも東京新聞に寄稿していた片山氏に質問。「内閣総理大臣が地方の給与をどうこう言うのは、それこそ地方分権の考え方として問題」と驚愕答弁の首相と異なり、少なからず答弁に期待するも、う~む、「初答弁、歯切れ悪く衆院本会議で総務相」と共同通信が慨嘆の見出しを冠して記事を配信。

 退職手当債は「安易に発行を許されるものではない。将来の負担に先送りするだけ」と述べる一方、「その発行を認めるというのが常識的な取り扱い」と、首を傾げざるを得ない論理展開。調整額も、「安易に自治体が支給していいと私は思いません」と語りながら、「廃止せよと個別の自治体に総務省から、政府から指示する事は出来ない。法律上、それは許されておりません」と腰砕け。あのね、より良き法律へと改正してこそ「変革」でしょうに。

 散会後、経済財政政策を所管する海江田万里内閣府特命担当大臣の部屋で、亀井亜紀子政調会長と共に補正予算に関する要請。西麻布のエピセで、松木謙公、樋高剛、岡島一正、佐藤公治の4氏と会食。

10月8日(金)

 首相官邸。補正予算案の閣議決定に先立つ亀井静香国民新党代表、菅直人首相との与党党首会談に同席。昨日は厳しい質問を頂戴して、と菅氏が僕に挨拶。

 竹橋の毎日映画社。学習院大学の井上寿一教授とBS11「田中康夫のにっぽんサイコー!」収録。「中国とは国益を追求するナショナリズムの大国である」と批判するのは簡単。だが、貪欲に国益を追求するナショナリズム国家はアメリカとて同じ。そもそも、国家は国益を追求する存在。ならば、こちとらが大人になって日本の在り方を問い直さねば。

 久方振りに平河町のエノテカ・ドォーロ。

10月9日(土)

 NH13便で伊丹。尼崎信用金庫の尼信博物館で「尼崎モダニズム展」。現在の大庄公民館に当たる村役場の設計を建築家・村野藤吾に依頼した旧大庄村。大阪では禁止されていたダンスホールが国道2号線沿いで4軒も営業し、服部良一もサクソフォーンを吹いていた尼崎。現在の阪急電鉄に当たる阪神急行電鉄が開発した園田、武庫之荘の田園都市。11月14日まで開催の秀逸なる展覧会。

 大雨の為、幼稚園の運動会等は中止。午後からアルカイックホール・オクトで開催の尼崎市民医療フォーラム。畏友・勝谷誠彦氏の講演に続いて、混合医療に関するシンポジウム。難解な内容にも拘らず、満席近い聴衆。午前の展覧会同様、尼崎の底力を実感。

10月10日(日)

 尼崎の戸ノ内町から西宮、芦屋を経て神戸の長田区まで全長30kmの山手幹線全通記念ウォーク。スタート地点の東園田小学校で挨拶。大島南幼稚園、立花愛の園幼稚園等の運動会。皇大神社等の例祭。事務所で浅田彰氏と「ソトコト」連載「憂国呆談」。夜半に戸ノ内素盞鳴神社のだんじり宮入を鑑賞。尾浜に位置するもんでお好み焼き。

10月11日(月)

 スポーツ大会や神社の例祭で市内各地。NH30便で羽田。

10月12日(火)

 九段南の大川やで蕎麦。ニコニコ動画「とりあえず生中(三杯目)~ニュースの火曜日~」に出演。10月13日(水)民主党との政策協議会。国民新党・新党日本の議員総会
ブランド激安市場 。終了後、亀井静香代表と会見。二番町に開店のディ・ヴィーノでイタリア料理。