やっぱりいくつになっても兄妹なんだね | 秒速5センチメートルのblog

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秒速5センチメートル それは桜の花びらの舞い落ちる速度 そんな風にひらりひらり優しく揺れながら書いていたいかな。

じじが肺がんである事を告げられ

親戚のかた等会わせたいかたがいらしたら面会に

来られた方がよいかと思います、と言われました。

数日間色々考えてじじの妹である叔母に連絡しました。

叔母もすでに80歳を超えていて今年の春先ベッドから

落ちて入院していた状態。長男のじじと末っ子の叔母が

一番兄妹の中でも仲が良く、叔母の子供次女は保護犬活動を

しており私とは多頭飼育崩壊の現場の時など連絡を取り合う

ような従妹の中でも一番近しい関係。

そんな事もあり叔母の容態は心配だけれど連絡を入れる

事にした。

 

今すぐにどうのではないと思うので遠方から面会に

来てください、というのではないけど連絡だけでもと

従妹には伝えた。

 

連絡を受けた叔母はじじがどんな状態であっても

面会したいと連絡があり予約を取って欲しいとの事だった。

速攻面会予約をいれて面会する事になり他県よりやってきた

従妹と叔母。

 

多分、逢っても分からないかもしれないよ・・・と

話しておいたのですが・・・

面会時間は15分と決まっていたのに30分経っても出てこない。

? どうした? 面会人数も2人までと決まっているので

病棟の待機場所で待っていた私は心配に・・

そしてやっと出てきた叔母達。

これが・・・なんと、じじの意識も頭もしっかりしちゃって

昔話に花が咲いたとの事(◎_◎;)

嘘・・・

あんなにボケも進み曖昧になっていた記憶だったのに?

パッと目を見開いて会話しだしたらしい。

妹の声を聞いて急に昔に戻っちゃったんだね。

にわかに信じられなかったけれど叔母も従妹も

聞いていた状況とは全然違っていて安心したわ、って。

 

良かった。 

会わせて良かった。

叔母も喜んでくれた。

また、来るねって言ってきたからまた来るわ、って

帰っていった叔母。ありがたい。

さて・・次回私が面会に出向いた時はどうかなあ・・・