人を教える立場になった時
どうやって教えればいいんだろう・・・
どうして言ったことをやってくれないんだろう・・・
部下の悩みを聞いても何て答えたらいいか分からない。
こんな風に感じたことありませんか?
今から10年前、私自身も同じように思っていました。
新人のアルバイトさんが入ってきた時、店長から「教えてあげてね」と
言われた時に「え!?どうやって教えればいいの??」
「教えたことないし、どうしよう・・・」
そんな不安と怖さを感じたことを今でも覚えています。
人に教える立場になった方が少しでもラクに楽しく
自分にもできるんだ!と自信を持って人と関われるように。
そんな想いを込めて記事を書かせていただきます。
今日はどうやって教えればいいんだろう?
教え方編です。
『教える』
相手が理解し、できるようになるまで導くこと。
ゴールは「相手ができるようになる」です。
教える時のポイントは
①理由「なぜ、それを行うのか」+やり方「どうやってやるのか」をセットで教えること
②相手にも分かる言葉を使う
③報告をもらうために「終わったら教えてね」と声をかける
例えば
新人さんにレストランでテーブルのセッティングを教える時
やり方だけの場合
まず、白いテーブルクロスに汚れがないか確認して下さい。
汚れがなければレスト(ナイフとフォークを置く、箸置きみたいなもの)を右に。その上にフォークを左、ナイフを右に置いてね。
じゃあ、残りのセッティングお願いします。
先輩は他の仕事へ。新人さんは教えた後にどうすればいいか分からずウロウロ。先輩に声をかけにくい・・・・と言う状況に。
ポイントを押さえるとどうなるかというと、
ご来店されたお客様が気持ちよくお食事ができるようにテーブルのセッティングをします。
まず、白いテーブルクロスに汚れがないか確認。
汚れがなければこのレストと言う箸置きみたいなものを右に。
その上にフォークを左、ナイフを右に置いて完成です。
残りのテーブルセッティングが終わったら教えてください(ニコッ^ ^)
このような感じです。
①何のためにテーブルをセッティングするのか、意味・理由が分かると
意識が変わり
その目的を果たすために自分に何ができるのか?役に立つには?と自分で考えるようになり、目の前の人のために!と積極的にいい仕事をしようと関わる姿勢が生まれます。
例えば、フォークが汚れているな。取り替えよう!
など。

豆乳ソフトand豆乳ドーナツ🍩
豆乳でできていたので食べ終わりも身体が軽かった!
何のためにがないと「とりあえずやればいい」とやらされ仕事になりやすくなり、作業的になります。
私自身、居酒屋で働いていた時に人が足らずとにかく早く1人前にしてシフトに余裕を持たせたいと思っていた時にとにかくやり方ばかり教えたことがあります。
どうなったかというと、とにかくお店を回すことに一生懸命でお客様に対してのホスピタリティもなく、やらされ仕事なので主体性もなく作業的なスタッフを育ててしまった苦い経験が・・・・。
ぜひ、皆さんは理由とやり方をセットにして伝えてあげてください。
②相手にも分かる言葉で伝える。
新人さんに対して社内用語や専門用語、知っている前提で使ってしまうと
相手が「???」となってしまい、疎外感を感じやすくなります。
「そんなことも知らないの」と上から目線で言われているように感じやすいのです。
③終わったら報告をもらうために、「終わったら教えてね」と声をかける。
できているかどうか確認をするためです。
そして、終わった後にどうしたらいいか新人さんに声をかけることで相手に安心感を与えることができます。
先輩が忙しくしていると新人さんは声をかけにくいものです。
どうやって教えたらいいか分からない。
そんな時はぜひ、この3つを使ってみてください。
では〜♪