逃げていた。


避けていた。


できれば、このまま終わりたい。


でも、4年間の想い、プライド、見栄が邪魔をする。邪魔をしているのか心の本当の叫びなのか分からない。



・・・今日は21時より23時半までミーティングでした。・・・




私はオリエンテーリングという競技をやっていました。(検索でひっかかりたくなかったのであえて書いてなかったんだけど、書きます。)

正確に言えば、日曜もインカレ(全日本学生選手権)の予選に出場して通過したので、やっているというのが事実かもしれません。


なんだかんだ理由をつけて、「私の中では3月で引退だった」とか言っていた。

オリエンばかりして自分の時間や友達と遊ぶ時間犠牲にしてた。

同期が少なくて、楽しくないのも理由にしてた。

もうやりたくない。


じゃぁそこでやめればいいのに、ずるずるずるずるこんな時期。


ついには、インカレの団体戦の話をする時期になってしまった。


もっと早くに辞めればよかった。


じゃなければ、今、後輩達のお荷物になることもないだろう。




でもそんなの負け惜しみで、単に、後輩達に負けている、成績が伸び悩んでいるという事実を認めたくないだけなんだ。


2年生の時は、部員減少のため低学年の私がインカレ団体戦代表になり散々な結果。

3年生の時は、後輩の有力選手の一人がインカレ辞退を表明して、次点の私が代表になり、5位入賞。


去年の団体戦では、自分が代表になると知ってからすごく頑張った。

その頑張りは認めてあげたい。

普通だったらできないような経験も、1、2、3年ともがきながらも頑張ったから。


けど、分かってる。私にいろんなものが足りないってこと。



今は・・・・・闘う気持ちすらない。

むしろ、オリエンって何?山走って何が楽しいの?みたいな感じ。

山より楽しいことたくさんあるじゃん。

楽しいことたくさん見つけたよ。


それが、3年前、「私が4年生の時のインカレが楽しみです。表彰台にあがりたいです。」といった私の

言えるセリフとは到底思えない。同い年の同期女子がいない中で頑張る私にたくさん手を差し伸べてくれた

先輩方がたくさんいる。


それが分かっているのに、今は、もう何もやりたくないんだよ。みたいな。


それなのに、4年生最後のインカレを辞退する勇気もなく、できれば団体戦代表になりたいと思っている。

あれだけ時間をかけてきたものに対して、最後の1年間がこんなにも惨めなのを認めたくなんだ。


できることなら過去のこと抹消してさ、今楽しむことだけを考えたい。

でもね、本当に頑張っていた時期もあるから・・・お世話になった人がたくさんいて・・・友達も他の大学にできたから

・・・旅行会社への就職のきっかけもオリエンテーリング大会の運営だったから・・・・

簡単に捨てられない。


今何も努力をしていない人間が、過去の頑張りを諦められなくて地団駄踏んでる。

愚か者め。

今のこの悩みは甘い道のりでやってきた自分への見返りだね。

厳しいんだよ。何を成し遂げることも。



しばらく考えよう。