検査結果
昨日はアバスチン&パクリタキセル4クール1回目でした。
血液検査は、白血球が3400と1週間の休薬期間があったのにもかかわらず少なかったなぁ
休薬期間中に検査に2回病院へ行ったり
何かと忙しくしていたからかな?
それともだんだん抗癌剤治療の影響が出てきたのかも知れないですね
好中球などは正常範囲内だから問題無しで
腫瘍マーカーは
CEAが前回44.8から36.4
CA15-3が前回93.5から63.1
基準値はオーバーだけど
だんだん下がってきてくれているので良かったです。
それで問題の検査結果なんですが、、、
新たな問題が出てきちゃいました。(´д`lll)
右の腎臓が水腎症になっていたんです
腎臓で作られた尿がどこかで通りが悪くなってしまっていて
腎臓に溜まってしまい腫れている状態になっていました。
直ぐに泌尿器科で受診できるように手配してもらい行きました。
泌尿器科に行くと先週CTと腹部エコーの検査をしたところだけど
今現在の状態を見たいので、もう一度腹部エコーを受けて欲しいといわれたので
行きました(´□`。)
エコーから戻って来て泌尿器科での受診
呼ばれて診察室に入ると、メチャ若い男の先生
「○○と言います、よろしくお願いします」と爽やかに挨拶されて
本題のなぜ水腎症がおこったのかエコーの画像と模型を使って説明してくれました。
腎臓から膀胱への管があるのですが
どうも膀胱のところで圧迫されて尿の通りが悪くなっているそうで
詳しく膀胱の中をカメラで見たいので今からしますと・・・
準備ができるまで一旦外の待合で待っていてくださいと言われました。
いつも病院への送りは次男が仕事へ行く前に送ってくれるのですが
帰りは姉が迎えに来てくれるのです。
なので姉もその時には一緒に居てくれて
こうこうこうで今からカメラでみるんだってと言ったら
姉は「それめっちゃ痛いでー」と、言うではありませんか
姉は前に腎臓結石になり腎盂全を起こしてしまって入院治療した経験があります。
その時に私と同じように尿道からカメラを入れて見る検査をしたそうで
痛かったそうな・・・
想像はしていたものの聞いてしまってからは恐怖でバクバク
せっかく穏やかに過ごしていたのにまた痛い辛い思いをしなくっちゃならないなんて
いつかはまたそんな日が来るとは覚悟はしていたものの
こんなに早くにですか
「○○さーん」と呼ばれ
処置室に入ると産婦人科にあるのと同じ椅子があって
下着を脱いでそこに座ってまっているように看護師さんに言われ
「椅子動きますから」と椅子が回転して下半身だけがカーテンの向こうに
消毒されて、先生が来た時には生きた心地がしませんでした。
「力抜いてくださいね~ちょっと気持ち悪いですね。ごめんなさいね」と優しい
カメラが入ってくる時にちょっと痛みがあったけど思ったほどでは無かったです
膀胱の中でカメラが動く時にもちょっと痛かったけど、耐えられました。
姉の「めっちゃ痛いで」の言葉に最上級の痛みを想像したのが良かったのかも?(笑)
先生が看護士さんに「○○先生呼んで来て、一緒に見てもらいたいから」と、
その先生は、処置室の隣の診察室で診察されているみたいで声が聞こえていました。
私は一刻も早くこの状況から解放されたいのに~!
診察がなかなか終らなーい!!
カメラをいれたままの状態なんですよ(涙)
力を抜いてと言われたから力を入れないようにしているつもりでも
緊張と恐怖から自然と力が入ってしまい
「ああいけない!力を抜かなきゃ」と思い抜くんだけど
また入ってしまう、、、
そんなことを繰り返しているうちに気分が悪くなりそうで、、、
そうなんだ!私さっきまでアバタタキの抗癌剤治療を終えたばっかりなんだぞー!!
と、だんだん怒りがこみ上げてきて
隣の診察室での会話を聞くと、患者のおじいさん(たぶん)が、
同じ事聞き返してるの(怒)
こっちの状況を知らないからしょうが無いんだけど
その時の私は「さっさと理解しろ~!!」って叫びたかったよ(涙)
やっとこさ診察を終えた先生登場
私はそのときには、力を抜いたり入ったりの繰り返しのせいで
足が小刻みにプルプル震えている状態
「ごめんね。もうちょっとがまんしてね」と優しく言うドクター
「はい」と蚊の泣くような震える声の自分が可笑しいやら恥ずかしいやら
ドクターの会話を聞いていると
「ステントを一度試してみましょうか?」と言う事に決まったようで
やっと私は解放されたのでした
診察室に戻り膀胱の写真を見ながら説明を受けました。
原因は膀胱癌が腎臓からの管を圧迫していました。
癌の上に管があるんです。
話はズレますが、癌って白いんですね?
絵とかに描かれている癌って黒くてトゲトゲでいかにも悪そうな顔で(笑)
だから黒いものだと今まで思っていました。
今回初めてカラーの映像で見た私の癌
白いけどごつごついびつなかたまりでした。
話は戻ります。
癌に圧迫されている腎臓の管ですが、少しだけど動いていたので
場所が確認できるからステントと言う柔らかい樹脂?(違うかも)で出来た管を通して
尿が膀胱へ通るようにするそうです。
でも通るか通らないかは微妙な状況みたいです。
うまく通れば良いのだけれど、出来なかった場合の治療法は二通りで
一つは、何もせずにほうっておくこと
そうしたら腎臓は機能しなくなり縮んでいくそうです。
腎臓は2つあるからもう一つの腎臓が働いてくれている間は大丈夫だから
問題ないそうです。
もう一つは、背中から管を腎臓に通して尿をそこから排出する方法
でもこれは尿をためる袋を装着する事になるので
その後の生活が不便に思うことになる
どちらにするかその時に決めて下さいとのことでした。
気が重いですね・・・
とりあえず管を通す処置は7日の月曜日に行います。
入院もしなくていいそうです。
抗癌剤治療を終えての恐怖の時間を過ごした私は
グッタリ疲れていて、頭も回らず
ただただ「はい、はい」と返事をして診察を終えました。
帰宅してからいろいろ聞きたい事が出てきて
麻酔は?とか
月曜日まで待ってられないのでネットで調べましたよ(笑)
女性の場合は麻酔はしないそうで、、、
う~また恐怖だ~(涙)
一難さってまた一難
こんな繰り返しがやってくるんですよね
耐えるしかない
生きるためには
病院の帰りに満開の桜を見ながら覚悟を決めました