ボスより頂きもの 大分名物のカボスちゃん
カボスは大分県の特産果樹で、古くから竹田や臼杵地方の民家の
庭先に薬用として植栽されていた
臼杵市乙見地区に残る言い伝えによると
江戸時代に宗源という医師が京都から持ち帰った苗木を植えたのが
はじまりとされている
ダイダイの古名「カブス」と発音が似ているため混同されていますが
ダイダイとは全く異なる品種
貝原益軒の養生訓には
「皮をいぶして蚊いぶしとしたことからカブスとなった」とされていますが
これはダイダイのことでカボスのことではない
「カボス」の記述が文献等に初めて登場するのは
戦後しばらくたってからの、昭和中期
臼杵市内には樹齢300年といわれる古木が存在し
現在も樹齢200年前後の古木が数本点在している
他県にはこのような古いカボスの樹は見られないことから
大分県が原産と思われるとのこと
大きく、キレイなカボスちゃん何に使おうかな