日が陰ってきて少し寒くなってきました~着いた所は「西陣」
西陣織(にしじんおり)とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名
西陣とは応仁の乱時に西軍(山名宗全側)が本陣を置いたことにちなむ京都の地名
行政区域は特別にはないが、この織物に携る業者がいる地区は、京都市街の北西部、おおよそ、上京区、北区の、南は今出川通、北は北大路通、東は堀川通、西は千本通りに囲まれたあたりに多い
応仁の乱を期に大きく発展したが、応仁の乱より昔の、5世紀末からこの伝統が伝えられている
地図を見ながら辿り着いた先は・・・
織成館
1989年(平成元年)にオープンした「織成館」は「西陣織屋建」を
活かしたミュージアムとして開設
この建物は1936年(昭和11年)に西陣の帯地製造業「渡文」の初代当主・渡邉文七氏の「店兼住まい」として建てられたもの
水屋(炊事場/おくどさん=竈(かまど)など)を取り除き、1階と2階の一部も改装しましたが、梁や柱、狭い間口に奥行きの長い棟、明かり取りの天窓など、西陣の伝統的な家屋「織屋建(おりやだち)の特長をそのまま残している
ここでは全国の手織物、能装束、時代衣装の鑑賞から工房見学、作品展示まで手織のすべてが体験出来る
「結構歩いたよね~」
織成館の前にある工房を覗くと職人さんが作業をしていました
作業中だったのにも関わらず、気さくに質問にも答えて頂きました
微妙な色合いは自分で調整するとのこと
「はみ出したらどうするんですか?」
「直せる範囲であれは自分で・・・模様を増やすことも・・・
どうにもならない時は地直し屋さん出すこともありますね」
地直し屋とは・・・
染色加工中に染料が飛んだり、着物についてしまった色素などを取り除き、生地を美しい状態に直す地直し
余分な色を抜いたり、また追加して、着物の生地本来の美しさを引き出す
実はこんなことがありました・・・
スミちゃんは気付いていなかったと思うけど、工房を出て歩いていると
後ろである気配がした私ショーウインドー越しに見ると
おやじ2人が付いてくるではありませんか
手にはカメラ・・・後ろ姿を勝手に盗撮していました
気持ち悪かったので後ろは振り向かず無視してスミちゃんと
おしゃべりしていましたが変なおやじパパラッチに遭ったわ~
「寒くなったからちょっとお茶しよう」
「どこがいいかな?」
と歩いていて見つけたお店に入ることに
yu-yuオーダー
生姜蜂蜜茶を飲んだら体温まる~見た目より生姜がきつかったです
気合いを入れて、もう一踏ん張り行きますよ