「引き時」という時期があります。
私がこれまでお世話になっていたエステの先生は、70才を超えても現役で仕事されてましたが、アルツハイマーになられて、仕事にかなりの支障が出てきました。
近くにお住まいのエステの先生のお姉さんから、もう私も行かなくて構わないという伝言を受け取りました。
お姉さんから仕事は無理と先生に言っても、聞き入れないそうです。
何度か留守電にエステの先生から、お誘いのメッセージが入っていましたが、これまでは、私のような者で良ければ、先生を盛り上げようと思っていましたが、予約を忘れられたり、施術がめちゃくちゃなのは、もう我慢も疲れました。
1回7000円払って、疲れて帰るをかなり続けてきましたが、もう限界です。
残念ながら、先生の引き時と思います。
私が思うに、引き時は余力を残して引きたい。いさぎよく綺麗に引きたい。
ヨガ指導員で63才の方から、私に、「もう引いた方が良いと思ったら、正直に教えてね。」と頼まれています。
私は「はい。」とその先生が大好きだから、約束しています。
娘が来年4月から勤める行政書士法人の代表のお父様は、60才前で息子さんに代表の座を譲られたそうで、私はそのいさぎよさに感動したのです。
私は、ヨガ指導員はまだまだ頑張って、自分磨きをしたいと思いますが、母親という立場は引き時を迎えたな~と思っています。
もちろん、ずっと私の娘なのは変わらないけれど、もう娘が進む道に私は邪魔にならないよう、引っ込んでおかないと・・・と思っています。