今日は吹田でヨガ研修。
その中で、私ももっと練習して、そして生徒さんに伝えたいと思っているのが、自分の中を観て感覚を動かすということ。
感覚が動くことを運動といい、見えてる体を動かすことは、頭で筋肉を動かしているにすぎない。これは、頭の緊張にもなる。
最近はすぐキレる人、眠れない人が増えているが、頭の緊張が抜けないことも原因になっている。
息がぜいぜいすような運動は、心臓に負担をかけていることになる。
一般的には、筋肉を動かした疲労感を「運動した~」と錯覚する。
しかし、筋肉は衰えるものだし、衰えを鍛えることでカバーしようとして、関節を壊してしまうこともある。
体を動かさなくても、感覚が動けば体の中は動いたことになり、運動不足ではない。
実際、じっとしていても血液は流れ、細胞は生まれ変わり、内臓は働いている。
目に見えない体を動かすことこそ、疲れず、年取っても、不幸にして体が動かなくなっても、運動することが出来る。
ヨガ体操では、動いたあとに静けさと落ち着きが満ちる動きを行う。
無理はしない。無駄もしない。