映画「おくりびと」は日本アカデミー賞をほぼ総なめにするほどの素晴らしい映画でした。
私はタイトルと納棺師の話という新聞広告を見て、主人を誘って、夫婦50割で観に行ったのでした。
主人も隣で泣いてるな…と気配を感じながら、私も涙々してました。
この「おくりびと」で取れなかったのは主演女優賞で、それは「ぐるりのこと」が取りました。
それで、ずっと「ぐるりのこと」を観たいと思っていたのを、今晩やっとDVDを観ることが出来ました。
主演の木村多江の演技はさすがでした。
私達も出会う人によって場所によって、演じ分けを自然にしているように思います。
だから、自分はあってないようなものなも?
色んな自分があるのなら、「ワタシ」を主張することは、出来るだけ少なくする方がいいのではないか…。
「ワタシ」は肩や胸を張り、肩凝りの元になり、ぶつかることも増え、生き辛さを生むのかも知れない。