パパがメモってくれていたので、改めて出産当日のことをここに残しておこうと思います。
こんなふうに落ち着いた気持ちで、あの日のことを思い返せることがまた幸せです。

2012年3月13日 くもり
朝 8時45分
朝起きて、トイレに行くとおしるしが来ていました。その日はちょうど産婦人科へ妊婦検診の日だったので、予定通りに産婦人科へ行くことに。お腹は張っていたので、電車ではなく、タクシーで行くことに。この日はパパも産婦人科へ一緒に行ける日だったので、パパと大阪のおばあちゃんと一緒にタクシーで行きました。
10時30分
診察。おしるしが来たことを先生に伝えました。子宮口も3cm開いてきているので、もしかしたら今日生まれるかもしれないし、まだ何日もかかるかもしれないとのこと。
入院するよりかは、まだ歩いたほうがいいので、陣痛が始まったら連絡くださいね。って感じで、うーんまだかぁと思いながら病院を出ました。
11時30分
3人でうどんやさんへ
12時
近くの100均一へ。引越しの準備の為に使うものをゲット☆ここでおばあちゃんは保谷へ向かうため一旦バイバイ。
13時
時々、陣痛っぽい痛みに襲われながら、新しく出来た銀行へ。まだ不安定の20分感覚だったり、30分感覚だったり。
14時
保険の申請のための健康診断で病院へ。「ここで生まないでよ~。」と先生に言われる。
15時
パパと家に帰る途中、まだ歩き足りない気がして、最近できた家の近くの公園へお散歩することに。のんびりした素敵な公園。早く赤ちゃんとお散歩したいねと夢が膨らみました。
15時20分
家に到着。内診したからか、結構な出血。ドキドキです。買ってきたプリンでお茶しようと準備。
15時30分
プリンも食べれないまま、生理痛の重い痛みが始まる。もう既に5分感覚。リビングに寝転がり、パパはストップウォッチを片手に心配しながらもオヤツタイム(笑)
16時15分
病院に電話。あと15分様子を見てみましょうと言われる。5分間隔だったり、3分だったり。
もうすぐ病院にいくだろうと思ったので、陣痛開始メールを皆に送る。Facebookにも「陣痛なう」とアップ。
16時30分
もう一度病院へ電話。状況が変わらないので、念のため病院へ向かうことに。いざ入院!
16時40分
おばあちゃんは直接病院へ向かうので、パパと二人でタクシーで病院へ。
17時10分
病院到着。着替えて陣痛室へ。モニターを付けて赤ちゃんが元気なことを確認。
生理痛みたいな痛みは、陣痛と呼ばれるものではなく、まだまだ、全然まだまだの痛みらしい。「マジで?!こんなに痛いのに(><)とくじけそうになりました。


17時30分
一旦おさまる?ちょっと痛みが楽に。助産師さんに内診をしてもらう。「うーんまだねぇ。夜中とか明日になるかもしれないわね~。」とのことなので、おばあちゃんは一旦帰ることに、パパは20時までとりあえずいることに。とりあえず、ご飯を食べましょう。とご飯が運ばれてきました。
・・・・が!あれ?どんどん痛みが激しくなってきた。動けない・・・!もちろん食べれない。と苦しんでると、破水!!!パパに助産師さんを急いで呼んできてもらいました。
助産師さんは「あら~、さっきの内診で羊水破けちゃった?!しめしめだね~」と笑っていました。しめしめって・・・早く陣痛が始まるのは嬉しいけど・・・。
18時30分 本格的に陣痛開始。さっきの生理痛っぽい痛みなんて、比べようのない痛み。
パパに背中を力の限りさすってもらいました。パパは手を痛めるんじゃないかと思いながら、必死でさすっていたそうです。ママは枕やベットを引きちぎるんじゃないかくらい握って痛みに耐えていました。
19時30分
お腹の痛みからお尻の方へ痛みがうつり、いきみたくていきみたくてたまらなくなったので、いざ、分娩室へ。途中、腰が抜けそうになり、動けなくなる。
19時45分
もろもろ準備が終わったので、パパが立会いに入ってきました。白衣を来て登場。
「先生だよ~(笑)」と冗談を言ってくれたんだけど、痛みで全然それどころではなく、返事もツッコミもできませんでした。
いきむときに助産師さんに言われたこと。
・目を閉じてはいけない。→痛みに耐えるのではなく、出すということに集中するため。
・声を出してはいけない。→いきみが声になって出ていって力が入らないから。
正直このふたつしか覚えていません。いきんで休んでいきんで休んでの繰り返しなんだけど、休んで深呼吸してるときも早くいきんで出しちゃいたくてしょうがなかったです。
「早く出といで。早く出ておいで。」と心で念じてました。
いきむだびに知らない間に涙が出ていて、休憩になるたび、パパがぬぐってくれていました。
休憩の度にパパの顔を見て、「大丈夫、頑張れる。よし、いきむぞ!」って気合を入れました。
20時15分
いつも診察してくれてた先生登場。赤ちゃんが出やすいように会陰をちょっとカットしました。
20時25分
これが最後だ!!となぜか直感で分かり、全力でいきみました。
出産っ!!かわいい産声が部屋に広がりました!!
へその緒の処理をされ、小さな小さなかわいい我が子がお腹に乗せられ、初対面しました。
「かわいい・・・頑張ったね~頑張ったね~。ありがとう。ママだよ。」とほっぺを撫でてあげました。
とってもとっても小さい赤ちゃん。小さかったので念のため酸素吸入。
お風呂に入って、きれいになりました。おめかし。
全然泣かずにいい子ちゃんで、ずっとこれが外の世界かぁとぼぉ~っとしてました。
パパがトミーから貰ったメールを見せてくれました。添付されてたサイトにつなぐと赤ちゃんの気持ちをつづったメッセージが書かれてるものでした。
パパは泣いてママに見せてくれました。
ママも読んで泣きました。さらに、生まれてきてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今もこんなに元気に私たちのそばにいてくれます。
生まれてきてくれてありがとう。
パパとママを選んでくれてありがとう。
たくさんの愛に包まれて生まれてきたんだよ。
これからもいっぱいの愛で包んであげるね。
改めて、生まれてきてくれて、ありがとう。


