この日記を書くと、本当に終わってしまう気がして…淋しいです。
劇団ポストマンからの4通目
『紅葉姫』
無事に終演致しました。
御来場下さりました、お客様。 お世話になったスタッフの皆様。
お手伝いに来て下さった方々。
共に走りきった、本当にいい作品にしてくれたキャストの皆様。
17曲という色とりどりの曲を作曲し、温かく優しいキラキラした音楽を演奏し続けてくれた芝田遼。
作品と音楽のコトを本当に考え、作品に元気溢れる、楽しいダンスを振り付けてくれた石川真結ちゃん。
この二人のユニット prismoreには頭があがりません。
心から感謝☆
そして、奮闘する私を支え、励まし、共に手をとり一歩一歩歩いてくれた、ポストマンのゆかり、はっせ。
本当に本当にありがとうございました!!
楽しかったです!本当に。
今回は演出として、前から一本まるまる見ていません。
出演してたから当たり前ですね。
だから、正直どんな作品になれたのかわからないんです。
まだ。よかったのか、まだまだ出来ることがあったのか。
でも、お客様の声は本当に温かく明るく楽しげで、アンケートを通しても、私の伝えたかった想いや香りは届いていて、
『本当に楽しめました!』
『笑った~!』
『一人一人の彩(いろ)を本当に感じれました!』
『新しく歩ける気がしました!』
『楽しんでるエネルギーをもらい、頑張れます!』
『自分と重なり、泣けました!』
と様々な声を頂きました。
もちろんこれからの励みになる、厳しいお言葉も頂きました。
有り難いです。
本当にありがとうございます!
この声から、『あぁ、私は間違ってなかったんだなぁ』とホッとしておりました。
DVDが出来上がるのを楽しみにしてます☆
役者からも、『楽しかった。ホントやっててお世辞抜きで楽しかったし、勉強になった。』
『自分の道しるべを見つけられた☆』
と、嬉しい声をもらえました。
演出をしていて、こんなに
『あ・り・が・と・う』を貰えるのはなかなかないだろう、というくらい。
皆からの 『ありがとう』が温かったです。
よかった。『紅葉姫』を作ってよかった。逃げずに、真っ直ぐに、自分のやりたいコトを盛り込めた。
ホントにいい仲間でした。
ひとりひとりが大好きで大切でたまらなかった。
この歳になり、こんなに纏まりのある信頼のあるチームワークを築き上げるのはなかなか難しいコトだと思う。一度も揉めなかったな(笑)
いつかまた…。
と、心から願いたい。
長くなりました。
今、私自身、色々やりすぎてて、
『結局何がやりたいの?』
と最近よく聞かれます。
照明なのか、役者なのか、演出をやっていきたいのか。
私は『あらゆる表現をしていきたい』と考えています。
自分の中に溢れ出すイメージや想いを音楽に。
その為には、ひとつに絞らなくてもいいんじゃないかな。
だって人生は短い。
幅を狭めるなんてもったいない。
『出来なかったじゃない、今私に何が出来るか、ですよね。』
この台詞は私自身の前に歩く、コトの葉になっていくことでしょう。
『ごめんなさい、より、ありがとう』
改めて、心から
『あ・り・が・と・う』ございました!!
作・演出・紅葉姫役
山岡 祐子