エレキギターの弦
エレキGの弦は張ったら張りっぱなしである、緩めることはしない。
しかし、フォークギターは使用しないときは弦を緩めておく、ダランダランするまでは緩めない、弦巻きの部分が金属疲労をおこすからだ、太いほうで3回転、細いほうで2回転くらいゆるめる程度である。
フォークギターは生鳴りのボリュームをかせぐためにエレキより太いピアノ線を使用しているし、ボディの表面の板も高音の鳴りを良くするためにできるだけ薄く作られている、だから常時張りっぱなしにするとネックは曲がるわ、表面の板は歪んでくるわ、ブリッジは持ち上がってくるわで楽器として使い物にならなくなるんよ。
弦のタイプとしてヘビー、ミディアム、ライトの3種のゲージタイプがある。ヘビーが全般に太い弦になってる。張りも強いが音量もでる、指の力も強くしないと音がびびる。ビギナーはライトがよいかな。でかいギターでデカイ音をだしたきゃヘヴィーゲージ張ってください。(野外のキャンプファイヤーの伴奏用とかさ、、、なにそれ)
ギブソンのでかもののJ200とかはヘヴィーゲージでゴリゴリの音色にさせてダイナミックなストロークさせるとゾクゾクする。ベースランニングをガリッガリッとさせると気持ちいいっす。DOVEでもいいけど。
マーチンはD41クラスにライトゲージを張ってストロークさせると鈴のような音色がでてこれまた気持ちいいよう。
小ぶりなギターだったり指の力が少ない女性向けにはライトゲージがお勧め、あと繊細な音にしたいときにはコンパウンドという弦もあります。3弦が巻き弦だったりする。これはマーチンの0045にピッタリ。高価で消耗早い。
いまどき12弦ギター見ることもめっきり減りましたが弦交換は散財にちかいものを感じる、12弦用のセットがなくても、1~3弦までは同じ弦を2本張ればいいし4~6弦まではオクターブ上の音に近いものをばら売りからセレクトすればOK。12本もチューニングすると疲れるぜ。豪華な音で労をねぎらってちょ。
エレキにはライトより細いエクストラライトゲージというものもあります、チョーキングが苦手なかたはどうぞ。おいらは使わないけど。セットアップの隠し技としては全弦の半音落としというのもある。
最近のエレキの弦で好みなのはミックスタイプです。太いの46で細いのは09のヘビーロー&ライトハイにしている、パワーコードはガッチリだして高音のチョーキングしやすいタイプです。
エレキの弦交換をした直後はぎらついたジャリーンとした音になってますので少々慣らしが必要です。音にけばだちがかんじられます。また音程は弦交換直後だと安定してないので同じく慣らしは必要。
演奏が終わったら弦もクロスでふいておきませう。
ベース弦についてはまた機会があれば。それでは、このへんで。 yu-yu-