このお正月、わりと暇なことが多いので本を買いました

 

タイトル通りの本を買いました

 

 

上下巻あり1,500円+税とかそのくらいだったかと思います

 

 

 

 

 

 

 

🔳近代史をあまり知らない🔳

🔳気づき🔳

 

 

 

 

 

 

 

🔳近代史をあまり知らない🔳

 

私は歴史が好きです

 

小学校4年生のときに、1個上の姉が授業で日本史を学び、家で母親と問題を出し合っていたのを聞いて覚えてしまい、そこから歴史に興味を持ちました

 

そのときの内容としては、桶狭間の戦いとか長篠の戦いについてでした

 

織田信長が今川義元を倒したとか、鉄砲3,000丁を用意して武田家に勝ったとか

 

そんなことを姉は勉強していました

 

そこから歴史好きになりましたが、やはりほとんどの方がそうかと思うのですが、戦国時代について調べるようになりました

 

古代史とか近代史より有名武将が出まくる戦国時代を好きな人が結構多いと思います

 

私もそれです

 

小学4年のうちから歴史の勉強が好きになり、本屋さんに行っては歴史上の人物の一生をマンガで書いた「ドラえもんマンガ」をたくさん買ってもらいました

 

ゲームとかではお金を出し渋る親でしたが、勉強の本などには惜しみなくお金を使ってくれました

 

父が歴史好きだったのもお金を出してくれる理由だったかもしれません

 

私が産まれるとき父親は政宗とつけようとしていたらしいです

 

反対されて叶わず

 

もちろん伊達政宗の政宗です

 

 

↑こんなやつです、卑弥呼から現代史まで何十巻もシリーズがあります

 

今本屋さんにはあるんですかね

 

私が10歳(今33歳)くらいのときの話なので、今これが販売されているかは分かりません

 

もちろん織田豊臣徳川もありますし、上杉武田、頼朝義経もあります

 

最初はそういうのを読んで勉強していました

 

小学校6年生の頃にはもう教科書では飽き足らず、高校生が使う参考書を読んでいました

 

しかし私は戦国時代が好きだったので、近代史については全く興味がなく読みもしなかったです

 

近代史は情報が多すぎて難しかったです

 

近代史がなぜ難しいかを高校の先生が言っていて腑に落ちたのですが「残っている史料の量や質が古代と近代とでは違いすぎるので、近代史はわりと鮮明にいろんなことが残っているし、情報の正確性が高いということで教科書に載せやすい」

 

なるほど

 

確かに2,000年前の記録と、100年前の記録ではだいぶ信憑性が違いますよね

 

しかも私が習った聖徳太子は少し前まで厩戸王(うまやどのおう)として教科書に載っていたらしいです

 

聖徳太子と厩戸王が同一人物なのかどうかとか、冠位十二階とかを制定したのがホントに聖徳太子だったのかとか、信憑性が疑われているらしいです

 

そういう事実かどうか分からないことを教科書に載せる訳にはいかないので、どうしても史料の信憑性が高く、量も多い近代史の部分が厚くなるのでしょう

 

そうすると覚える量が増え、分かりづらく、理解もできず興味なくなり勉強しなくなるということですね

 

私がそのパターンです

 

それにチャンバラではなく戦車とか戦闘機とかの戦争ばかりで政治的な側面もめちゃくちゃ絡んでくるのであまり面白くなかったというのもあります

 

戦国時代は日本人同士の戦争で、どっちが勝っても日本人が勝つというのも良かったのかもしれません

 

他国に負けたとかあまり聞きたくないですもんね

 

そんなこんなで近代史には全く興味を示さず過ごしました

 

今回購入したこの本は近代史のものです

 

江戸の終わりくらいから物語が始まります

 

というか年号が出てこない(これが売りらしい)のでいつからの話なのか正確には不明です、おそらく江戸の終わりからです

 

マンガというのもありスラスラと読み上げることができ、既に上巻は読み終わりました

 

ヒトラーが出てきた瞬間上巻は終わりました

 

おもろ

 

気になり過ぎてすぐ下巻を買いに行きました

 

まだ全部は読んでいませんが、良い本だったので紹介したいと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🔳気づき🔳

 

全てを読んだわけではないですが、既に「へー」と思わされるようなことが多かったです

 

近代史では国同士の関りがとても重要になります

 

つまり登場人物が日本国内だけの戦国時代より複雑で分かりにくいです

 

日本と同盟を結んでいるドイツが、日本と敵対しているロシアと同盟を結ぶなど「どげんなっとうとや?」と思わされるような裏切りもよく出てきます

 

自分の仲間が、自分の敵と同盟結ぶとか意味分からないですよねw

 

領土の問題で各国都合が違うのでそうなるみたいですが、複雑過ぎます

 

ちなみにドイツですが第一次世界大戦で敗北した際の賠償金が現在価値で200兆だったらしく、返済が終わったのが2010年らしいです

 

ヤバいですよね、2010年ってこないだですよ

 

年間予算の20年分を課されたらしいです

 

そういうのも知らなかったです

 

今ドイツは押しも押されぬヨーロッパの大国です、GDPだけを見れば予測では日本を抜き世界第3位になる見通しだとか

 

陸続きでフランスとかとしょっちゅう戦争していたわけですが、そりゃ遺恨残るわなと思いました

 

日韓関係がよく話題に上がりますが陸続きではないのでかわいいものだなと思わされました

 

それに歴史教育にどうのこうの言うつもりはありませんが、とある記事で読んだことにとても考えさせられました

 

「日本にある戦争の痕は被害のものしかない、だから被害者面しかしない」

 

確かに原爆を落とされた唯一の国であり、国内にはアメリカにやられましたみたいな場所はあっても、ここで欧米人虐殺しまくりましたみたいな場所ってないです

 

海外ではどうかと言うと、国内に対戦相手を傷つけた場所があることもあるそうです

 

つまり加害者としての歴史も、被害と同じく国内に存在するなんてこともあるそうです

 

日本は韓国や中国などを統治か占領か知りませんけども支配していた時、その領地で加害をしていたため国内に加害の歴史が残っていません

 

もちろん私自身が詳しくないので、日本は加害なんかしていないとか今思った人もいるでしょうが、詳しくない人がほとんどなので私の脳みその方が一般的だと思います

 

というより少しは加害したと思います

 

それが戦争ですよね、一人も痛めつけず領地占領とかたぶん無理だと思うので……

 

ということでその言葉を読んだときに「ハッ」と思わされました

 

私も日本人が他所の国で虐殺したことあるとかないとか全く考えたこともなく、単純にアメリカに原爆落とされて敗戦したとしか思っていなかったです

 

単純にやられた側ですみたいな面(ツラ)を私もしていたことに気づきました

 

知らないんです歴史を

 

そしてこれは今の人間関係でも起こりうることです

 

ある側面から見ればこう見える、違う側面から見ればああ見える

 

という風に事実は同じでもどこをどう見るか、どう読み解くかで見解がだいぶ変わってきます

 

これに気づけたとき、歴史を勉強して良かったと思いました

 

一側面から判断しないようにしました

 

人それぞれが見ている、または見えている面が必ず違うと思うようになったのです

 

違う側面同士で話していたらそりゃ話進まないです

 

それぞれが一側面の話しかできないのですから

 

 

話は本に戻ります

 

年号がほぼ出てきません

 

国を擬人化して、ほんとかどうか分かりませんが国の感情を人間として表現しています

 

歴史の流れを感情や思惑に乗せて物語を進めていくので分かりやすいです

 

もちろん受験に役立つかはまだ分かりません

 

内容が超重要なポイントしか出てこないからです

 

試験に出るような細かい内容は特にないです

 

だからこそ読みやすいです

 

たくさん歴史から気づきを得ることができるので、他にもたくさん書きたいことはありますが、最後に一つだけ思ったことを書きたいと思います

 

いつの世も今と同じなんだな、そんな風に思うようになりました

 

どういうことか、それは人間の感情がほとんどということです

 

・あいつムカつくから殺す

・弱そうやけん侵略してやろう

・俺に挨拶ないなんて

などなど戦争が始まる理由は結構こんな感じだと私は思っています

 

これ現代人にも当てはまりますよね

 

イジメとかこんな感じでしょう

 

政治家や暴力団だって挨拶せんだけで争ったりするもんでしょう

 

そんなもんでしょう

 

古代から現代まで人間のエゴだとかプライドだとかそんなもので争いが起きていたのではないかと思います

 

何が言いたいのかというと、良いとか悪いとかが言いたいのではなく、少し安心したってことが言いたいです

 

安心ってどいうことか、歴史を学べば現代にも使えるからという理由でもありますし、歴史に名を残す人間でも私やそこらへんの人と何ら違いのない人間なんだなと思えるからでもあります

 

じゃあ誰にでも歴史に名を残すチャンスがあると思いませんか?

 

男の子ならそうありたいと思ったことあるでしょう

 

諦めなくて良いと思えたのです

 

特に昔ほど家柄が重要視されません

 

女性も社会で活躍しています

 

誰にでもビックになるチャンスがあるということです

 

それに「最近の若者は」という文句がありますが、エジプトのピラミッドプロジェクトの出勤簿みたいな石板にも書かれていたらしいです

 

何万年前か分かりませんが、そんな昔から年長者は年少者に対してそう言っていたという史実が発見されたらしいです

 

面白くないですか?

 

そんな昔から同じこと言われとったったいと思えたら面白いです

 

なんか安心

 

 

以上

 

 

 

P.S.

 

侍が厳しいのか普通なのか分からなくなりました

 

凄く礼儀だとか大事にしてそうですけど「最近の若者は」の中で、すれ違っても挨拶もしない、という内容が書いてあったそうです

 

正直そんなことが起きたら侍は殺すのかなと思っていました

 

けど痛めつけるのではなく紙にペン持って文句たれているという状況です

 

侍そんなもんなん?と思ってしまいました

 

なんかホント現代人と変わらないですねw