デッド・シティー2055 【VICE】☆☆☆★★ | 東城裕のblog

東城裕のblog

Radio personality and Actor and Model Life

2015年1月16日 全米公開
2015年5月23日 日本劇場公開

デッド・シティ2055
VICE

評価:☆☆☆★★

トーマス・ジェーン、ブルース・ウィリスらの共演で、人間とレプリカント(人造人間)の壮絶な戦いを描く近未来SFアクション。


評価は☆3です。
普通に楽しめる作品でした。
SFとしては近い将来実現されるであろうレプリカントやアンドロイド、ロボットを題材にした作品ですね。
最近話題になる2045年問題の10年後なのでしょうか、2055年?の「VICE」

「VICE」とは、現実世界に飽き足らない富裕層の願望をかなえる享楽的なリゾート都市
現実とは隔離された都市で、法を無視して負の欲求を満たすことができる。

【脚本】
非常によく出来ている作品だと思います。
よく「ツッコミどころが多い」等のレビューを見かける事もありますが、私は映画にツッコミどころをそもそも意識していない為、素直に楽しめますし映画の楽しさは人それぞれな為、私にとっては良い脚本だったと思います。

【映像】
こちらも近年のSFのクオリティは非常に高い為、現実とCGの区別も出来なくなっていますね。その為、映画として映像として全く不満のない作品です。
最近観た、マット・デイモンの「エリジウム」は脚本は素晴らしいのに映像が残念すぎる作品もありましたが「VICE」のクオリティは標準ですね。高品質という標準です。

【キャスト】
ブルース・ウィリスはやはり流石ですね。存在感、演技等素晴らしいです。好きな俳優だから評価は特にありませんね。
他のキャストについても全く不満無しでした。

【感想】
総評としては、評価は☆3です。私の今までの映画レビューでは☆と★の表示が逆ですねw
私が観ている最近の映画では、近未来のSFとして AIやロボット等の暴走や自我覚醒等々、やはり2045年問題を意識させられる作品が多い様な気がします。
「ターミネーター」に近似する映画が多いのもAIに対する人類の期待や不安が現れているのでしょうか。

「機械がまだ機械の楽しさをもつ時代、科学が必ずしも人間を不幸にするとはきまっていない頃」

この様な作品を観た時に、私の脳裏ではこの言葉が浮かんできます。