ずーと書きたかったゆう君の左手のことパー

書いては消してを繰り返してました。

うまく書けなくってなきがお



ゆうたろうの左手は裂手です。

薬指がありません。

中指と小指の間がちょうど指一本分裂けてます。

おまけに小指の爪が尖っていて、指全体が曲がってるように見えます。

「使うことができるのかな?この指。」と思います。

産まれてすぐに「手は手術を・・・」と言われていたので

ずーと「しよう!」と思ってました。

予定では1歳半の頃の予定でした。

が、ちょうどその頃はてんかんが発症したころでした。

まだ薬でコントロールできてませんでした。

手術は延期。

その間にたくさん成長しました。

左手でボールを掴めるようにもなりました。

今のところ、裂手のせいで劣ってみえるような事はありません。

逆にボールつかめるし、このほうがいいんじゃない!?

と思いました。



小指っぽい指に見えるけど、薬指の位置にもっていくのはどうなの?

今は、手が裂手のおかげでグワッと開いて大きい物も片手で持てるけど

手術後はこういう事できなくなるんじゃないの?と疑問がわきました。

あとこれはOTの先生に聞いたことですが

「術後にまた何年か経ってから、手術が必要になることはないかどうか確認したほうがいいよ。」と

病院の先生に聞くと「術後の経過によっては必要になるかもしれない」との事でした。

その日のうちに「手術はちょっと延期で・・・」となりまして、半年に一度は病院へ受診するようになりました。


出かけるときはやはり左手の裂手が気になります。

「あ、この人今手を見てたな」ってわかります。

地下鉄でとなりに座ってたお姉さんにじっくり見られたこともわかりました。

いとこの子供にもDSで写真撮られてました。


でも今のところ手術をする意味がないかな。と思いまして。

先生の話では「骨が通常ではないと早くに手術を進める」と言われましたが

ゆうたろうは骨に異常がないようです。


OTの先生に「本人が手のことを気にしだしてから手術しても遅くないんじゃないですか」

という言葉が忘れられない。

病院の先生には早めにと言われていたけれど、そうでもないみたい・・・と気づき

無期限延期??みたいな形になりました。