マッサージ師のつぶやき言

マッサージ師のつぶやき言

日々の色々な事やマッサージ師の観点から参考になればと思い始めました。


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札幌勤医協中央病院で開催されていた高齢者救急の講座に参加させていただきました。

 

貴重な救命医のお話は「救命医はオーケストラのようだと」話されていて

 

医学的適応・患者の意向・QOL・周囲の状況を考えて判断しなければならず

 

また医療関係者だけの判断ではなく、患者に関わる様々な人達の事柄も

 

ふまえて判断したりと1分1秒を争う中でその難しい判断を要求される救命医には頭が下がります。

 

http://www.kin-ikyo-chuo.jp/common/pdf/for_medical/lecture/20180927.pdf

 

藤田保健衛生大学の救急総合内科学 岩田 充永教授の講義でした。

 

 

 

日本は世界でも少子高齢化が最も早く進行している国の一つです。

 

 

日本は65歳以上が人口の8%から15%になるのに要した年月ですが

 

フランス     115年

スウェーデン   85年

イギリス      50年

日本は       25年

 

日本の高齢化の早さは群を抜いています。

 

それに合わせて救急で運ばれる高齢者の割合も増えていて

特徴的なのが高齢者の場合は症状が曖昧だったり受診理由が曖昧だったり

わかりにくい事が多い。

 

 

訪問マッサージの担当患者は高齢な方が多く体調を崩したりした場合

 

少し様子を見た方が良いのか?

 

病院を受診した方が良いのか?

 

病院に入院に入院した方が良いのか?

 

救急車を呼んだ方が良いのか?

 

判断に迷うことがあります。

 

 

高齢者の救急受診は重症でも症状が非典型的で1回の診察では確定診断が難しい以下の

いずれかに該当する場合は典型的入院を考慮すべきとのこと

 

①急速なADL低下あり

②短期間で経口摂取出来なくなった

③酸素投与が必要

 

 

 

高齢者の「元気がない」「急なADL低下」は背後に急病の影あり

 

4大重篤疾患を忘れない!

 

①重症感染症(呼吸器・尿路・胆道系・褥瘡)

 

②心血管疾患(急性心筋梗塞・心不全・大動脈乖離)息苦しさを感じない事もあり

 

③慢性硬膜下血腫

 

④貧血(背後に悪性腫瘍や消化性潰瘍の影あり・・・)

 

 

 

急変早期発見の為に覚えておくべきこと

 

①人間はカテコラミンリリースで暴れる

 

②人間は脳に酸素が足りなくなると暴れる

 

・人間は低酸素血症で暴れる

 (窒息・呼吸不全を見逃していないか?)

 

・人間は脳血流量低下で暴れる

 (ショックの初期症状を見逃していないか?)

・暴れていた患者が静かになったら、悪化のサイン

 

 *認知症と間違われやすい

 

 

 

高齢者が急に騒ぎ出す背後には急病の影あり

 

重症感染症・心血管疾患(心不全・急性心筋梗塞・大動脈乖離)

 

ショックによるせん妄は?硬膜下血腫は?薬剤の影響は?

 

・高齢者の発汗・冷汗は要注意

 

・高齢者の呼吸数増加は要注意

 

   不穏+呼吸数増加は急病・ショックのサイン

 

   過換気症候群と安易に診断しない

 

 

 

 

高齢者の転倒は急病のサインと心得よ!

 

外傷の評価だけで終わらせてはいけない。

 

背後に潜む

 

①バイタルサインの異常

 

②経過中の意識消失

 

③急速なADL低下

 

④薬剤服用暦

確認し、「なぜ転倒したのか?」を考えること

 

転倒でER受診の4割は何らかの病気があり

 

3割に脱水・低体温・肺炎・褥瘡のリスク↑

 

 

高齢者は薬の副作用でも転倒あり

 

・抗うつ薬

・ベンゾジアゼピン(睡眠導入薬・抗不安薬)

・神経遮断薬

・抗てんかん薬

・抗不整脈

・ジゴキシン

・利尿薬

・交感神経α遮断薬(前立腺肥大症で使用される)

 

6種類以上の薬剤を内服していると副作用の危険が増加する

 

 

転倒による大腿骨折の自然歴

 

受傷1ヶ月後死亡率10%

 

1年後死亡率は36%

 

寒くなり雪の降り積もるこれからの時期、北海道は路面が凍り滑りやすくなってくるのて

転ばないよう注意する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌訪問マッサージ

 

 

 

 

 

 

 

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