どーもゆたにです
鼻水に溺れそうになってます
あっぷあっぷしてます
いつになったらこの海から脱出できるのだろうか
この時期は膿も溜まってオレンジの花が咲く
オレンジの花特有の匂いがつーんと顔全体に覆ってきて包みこまれる
どこか癖になるその匂いがやってきた時に春を感じる
あーまたこの季節がやってきたんだなと春を感じる
いろんな花が芽吹くその季節に
いろんな香りが充満するこの季節に少し周りとは違う匂いで春を感じる
30年目の春がやってきてて
実際は29年だけど
生まれてくるのはあと7ヶ月後で
息をして息をして
奇異奇異
止まらないくしゃみと止まらない涙で目の前は真っ赤な螺旋階段で
ぐるぐる回るメリーゴーランドのように思考も回っていて
止まらないアンテナからの電波を受け取ったり飛ばしたり
花粉と一緒にいろんな誰かを汚染するまでの安住の地
宇宙のようにずっとずっと広がってる先の見えないラプソディー
無呼吸いびき響き渡らない響くことのないその言葉は早口で一瞬でかき消えて
口ごもったこもった空気は窓の外に放り投げる
結局は6畳1間の狭い空間だったんだって気付いた頃には夜が明けてる真っ暗な朝
上下逆さまになってしまった世界と裏返しのTシャツを行ったり来たり
少し湿ったそれを身につけて夕方なお昼にすり抜ける10択地
影は左足に実物は右手に
早口もごもご口の中から泡がぶくぶく
早く息をさせてちょうだい
海でも宇宙でもどこでも良いから
自分の部屋でも