2005年3月21日(月）青春18きっぷ「ちょこっと歩き遍路」
区切りうちも３回目。今回も１日しかとれなくて、３ヶ寺廻っただけです。
でも、今年も廻れてよかった。
娘は仕事でいけないし、同行二人というけれど、やっぱり一人で行くには正直億劫で・・・。日頃のばたばたで体力、気力もイマイチなかった。
ただ、この時期には逃れたい現実もあるし、決めたことを実行しない後ろめたさもある。ＲＥＮの同行があればこそ実行できた。
列車で移動する中、横で寝ているＲＥＮを見ていて、この子は、はるばる中国瀋陽という遠い異国の地から、一体どういう意味があって、私の前に現れたのだろう。
今こうして、気持ちが萎えて消えかけていたこの旅を実行させて、元気を出させるために現れたのだろうかって思った。
考えてみれば不思議な出会いです。
香川県は初めて。観音寺で降りて２ヶ寺廻り、そこから、川原の道を、二人でいろいろなことをおしゃべりしながら、のんびりと歩いた。梅と桜が咲いていて、少し春を先取りした気分。
もっとも廻りやすい場所ですが、ＲＥＮもいることだし、ほんの4時間ぐらいの行程ですが、歩けてよかった。
今回は、同行四人。お大師さんとＲＥＮ。そして母。写真立も一緒でした。お参りするときは、お賽銭箱の上に立ててあげました。「おかあさん！これからも、一緒に廻ろうね！」
歩き遍路をしていると、皆さんが声を掛けてくださる。
本山駅の讃岐うどんの店では、空き腹とはいえ、1.5玉も平らげました。こちらではお接待も受けた。うどんをから揚げしたものでスナック菓子より美味しい。人から施しをいただく嬉しさって何なんでしょうね。これほど嬉しいなんて。
今回の旅でも、たくさんの人と出会って分かれた。一期一会は無数にあった。
だから、旅はやめられない。遍路もやめられない。
でも、この調子だと10年経っても，八十八ヶ所廻れそうもない。私のやろうとしている青春１８切符での「ちょこっと歩き遍路」には限界と無理がありそうです。考え直さないといけないみたいです。