11/10 10:40
映画『烽火芳菲』 忘れがたいアメリカ兵救助の体験、忘れがたい中国とアメリカの友情、それに、のどが詰まりそうな英語のセリフ。
ビレ・アウグスト監督の指導と助けに感謝!映画がヒットしますように!余少群的秒拍視頻
★画像はただのスクショですので、「余少群的秒拍視頻」の文字をクリックしてみてください。公子の微博に飛びます。新浪にアカウントがなくても秒拍が見られるはずですが、どうでしょうか?
公子は学校の先生の役で、このシーンは劉亦菲が演じる主人公の家に匿われているアメリカ兵と対話するところです。公子は大の苦手と言っていた英語を披露。I can get a boat to take you upriver to safety! あらすごい、カタカナ英語派の私にしたらネイティブスピードに聞こえるわ〜。この田舎の朴訥な先生は実は抗日ゲリラ活動に参加している熱血愛国青年です。(当時の正規軍は国民党の国軍でしたから、共産党の地下組織に属していたということかな。)
『烽火芳菲』は、11/10より中国全土で公開されています。第二次世界大戦中、日本空襲の帰り、機体の損傷で江南地方の田舎に不時着したアメリカ兵たちを村人が助けて無事に基地に送り届けたというお話。これは実話だそうで、カンヌ映画祭で2度のパルムドールに輝いた巨匠アウグスト監督はこの話を聞いてぜひ映画にしようと、数え切れないほどシナリオを推敲し、幾多のロケハンをし、6年の歳月を費やして作品を世に送り出しました。観に行った人たちの話では、ど派手な演出はなくどちらかと言えば淡々したドキュメンタリータッチで、主人公である未亡人とアメリカ兵に芽生えた愛情を細やかに描き、戦争の残酷さや今の平和の大切さを静かに訴える映画だとのことです。公子の出てくるシーンはそれほど多くはありませんが深く印象に残る役のようですよ。
善良な村人たちの平穏な暮らしをめちゃくちゃにする非道な敵=日本軍が出てくるのはわかります。ただね。。。映画の最後に「56名のアメリカ兵を救ったために日本軍の報復に遭ってこの村落は壊滅、さらに浙江地方の25万人が殺された。歴史に埋もれた真実」と字幕が流れるのだそうです。そして映画のポスターにも同様の言葉が書かれている。え、埋もれた真実?25万人?ちょ、ちょっと待って。どんな根拠があってどこから出て来た数字なの???大きな数字を言ったもん勝ち???国際的大監督もこれを了承したのでしょうか? なんかやりきれないですね。ちなみに日中戦争の犠牲者数はまだ定説はありませんが、中国の主張は1000万人から2000万人、その後3500万人と年々増えてきた経緯があります。
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