「スクリーンの梅蘭芳の華やかさの影に、どれほどの汗と孤独があるか・・・」2008-12-24のブログ でも書いていますが、青年梅蘭芳役に選ばれて北京へ行った後、厳しい訓練と膨大な勉強の日々が待っていました。

  最近のインタビュ-で撮影までの8カ月を振り返り、友達にも会えず、制作陣の人たちも極力接触を控えていたためずっと一人ぼっちだったと述べました。しかし孤独に耐えた時間は、彼に落ち着いた雰囲気をもたらしました。

 北京に行く前に付き合っていた彼女とも別れてしまったという話は早くから報じられていましたが、3/21放送『今夜有戯』では初めてテレビで自らが語りました。 


 この番組をやっている郭徳綱はお笑い界の人ですが伝統劇も学んでいて、『今夜有戯』ではゲストにズバズバと鋭い質問をすることで有名。1月に行われた収録の前には、公子も「プレッシャーだ」とつぶやいていますが、やっぱりね。

動画はこちら   番組中29分後あたりからこの話題になっています。


郭 :少群は多くの映画に出演してたいしたものだけど、「梅蘭芳」に出演するために失ったものもあるよね。伝統劇の舞台のほか恋も。

少群:水をおかわりしていいですか、温かいお湯を。実はこのことはあまり話したくないんですが・・・出会うのも別れるのも縁、すべて天の定めがあると思っていますから。

郭 :話せることをポツポツとしゃべってくれたらいいよ。武漢にいた時に知り合ったの?

少群:浙江で。

郭 :同業の人?

少群:まぁそう言えます。

郭 :同じ劇団?

少群:そこまでは答えられません。

郭 :どれくらいつきあっていたの?

少群:2年かな。

郭 :けっこう長いね。

少群:その浙江の女の子はきれいな人だった。みずみずしくて、髪が長くて、物静かで。笑うと鳥のようで。

郭 :ん?鳥?

少群:南方の方言、浙江の言葉は優しくて鳥のさえずりのように聞こえる・・・

郭 :そういう女の子とお互い好き合っていたんだ。北京へ行くことは?

少群:賛成してくれましたよ。とてもよいことだと。でもその後別々の場所で暮らして、自分は新しいことが始まったばかりで先のことがわからないし。

郭 :北京へ行く時、送りに来てくれた?

少群:来なかったけど、プレゼントをくれました。別に特別な証とかじゃなく食べ物ですよ。

郭 :で、離れ離れになってあなたも忙しくなって、問題が出て来たんだね。

少群:でも理性的に考えて。成人だからどう対応すべきなのか分かっていた。だから友達でいようということにしたんです。

郭 :北京へ連れて行ったら良かったのに。

少群:それは無理ですよ。ご両親もいるし、彼女自身北京で何をするのか。

郭 :二人はケンカになったの?

少群:ちょっと、そんな深刻な顔で質問しないでくださいよ~

郭 :言い出したのはどちらから?

少群:彼女のほう。

郭 :辛かった?

少群:そうだけど仕方がない。必要な時にそばにいない自分が、彼女に何がしてあげられるか考えた・・・

郭 :どうにかできなかったのかな。元のさやには戻れないのかな。

少群:さっきもいったけど、「縁」だと思うから。

郭 :彼女は映画の演技を褒めてくれた?

少群:実際の僕を知っているので、ずいぶんうまく化けたねって。

郭 :じゃあカメラに向かって、彼女に一言。

少群:・・・ない。言うことが有ったら電話して言います。

郭 :彼女が幸せになってくれたらいいね。

少群:そうです。


江南水郷のおだやかで美しい女性。はぁ。。。

多くの犠牲を払ってこの仕事に全てを注いでいる公子に、仕事でもプライベートでも幸せが訪れますように!!!