ブログのご紹介は『蒼穹の昴』の撮影期間のところまで来ました。ちょうど先週の放送は第5話!!ハイビジョンでこれを見た時の衝撃恋の矢が甦りました。


冒頭の富貴寺での京劇シーン(冀州の闘い)には字幕の解説がついていましたが、西太后がリクエストしたあの「樊江関」には解説がなかったのでちょっと補足。


唐の太宗と、武将・薛仁貴が敵に包囲され、樊江関の女将軍・樊梨花(薛仁貴の息子の妻)に救援の依頼が来る。そこへ駆けつけてきたのが公子演じる薛金蓮(薛仁貴の娘)。援軍をすぐに出さない兄嫁の樊梨花を責め、怒った樊梨花との立ち回りになる。最後は和解して二人で救援に向かう。というストーリ―です。

『蒼穹の昴』ではこの先にもいくつか京劇シーンがありますね。楽しみです!



少群のメヂカラや動作の美しさについて、中国魚粉・小熊が教えてくれました。

「彼の一挙一動(思想をも含めて)は全て、子どもの頃から受けて来た、中国の最も伝統的で正統な芝居の教育によるもの。

毎朝6時の発声練習から始まって一日中訓練をします。夜も、照明を消して真っ暗な中で一本の線香に火を付け、人があちらこちらと動かすのを目を離さずに見るという練習があります。

伝統劇の役者にまず要求されるのは目で伝えるということ。彼が笑う時、特に心から楽しい時には、表情より前に、目の奥から先に彼が笑おうとしていることがわかります。もしあなたたちが実際に彼に会って笑うところを見る機会があったら、きっと実感すると思うよ。」  

 (・・・いや、そんな機会があったら卒倒します、私汗



「少群に伝統劇の技術を学ぶ周一囲」の動画があって、面白いので紹介します。


余少群男一号鳌头乍现《苍穹之昴》

http://v.youku.com/v_show/id_XMTU3NzgwNTEy.html


司会者: ドラマのあなたのイメージは、やはり小梅蘭芳?

少群: 新しいキャラクターでそのイメージを変えますよ。遇強則強(難しい問題に直面したり手ごわい相手が現れたり、ハードルが上がれば上がるほど自分の強い力を発揮するタイプ)でありたいと思うので。


(宣伝番組の中で周一囲は少群に弟子入り。)

第1時間目「うたう」(

周一囲の字幕: (師匠、音程がはずれた?)

第2時間目「立ち回り」(

(少群の槍を回す模範演技の後、周一囲が。。。)

司会者: え?亮相(見得を切る)だけ?

司会者: 少群、貴方にこのダメ生徒を評価する機会を与えます。はいどうぞ。

少群: では4文字で。「一塌糊涂」(しっちゃかめっちゃか)

司会者: じゃあ、私からも4文字で。「无可救药」(治す薬は無し)



さて、気になる公子の最近ですが、テレビドラマ「百花深処」で大忙し。昼夜を継いでの撮影、合間には台詞を覚え準備をして・・・。また共演者のお姉さま方から、ちょっと越劇を唱ってよ、などと大変愛されているらしい(*^_^*)

撮影は遼寧省瀋陽の山奥にある関東影視城というところで行われています。近くには湖(ダム)があって風光明媚な―と言いたいところですが、すでに粉雪が舞い散っている模様。google mapなどで航空写真が見られますので、この住所をコピペして検索してみてください。


中国辽宁省沈阳市东陵区棋盘山378号 关东影视城



なお、明日28日、北京で行われる『功夫咏春』の舞台挨拶には少群も出席の予定。やっと山から下りてこられるね、公子!