「カラーコンサルは、ファッション以外の場でも受けることは可能ですか?」
先日、お客様からこのようなご質問を頂きました。
私たちは普段、あらゆる色に囲まれて生活をしています。
服、コスメ以外にも、
インテリア、小物、商品パッケージ、広告、プレゼン資料など、、、
無意識のうちに、色を選択し、それを活用しています。
では、その色はどのような理由で選んだのか
考えたことはありますか?
「好きな色だから」
「なんとなく、直観で」
これまでの経験やセンスで選ばれる方も多いと思います。
ですが、色にも1つ1つ意味があり、
配色には一定の法則や理論があります。
それを知っていると、
色の選択に迷わないだけでなく、
届けたいメッセージやイメージを、
より効果的に伝えることができます。
今回のご依頼は、
「仕事でクライアント先に「色」を切り口にした提案をしたい。」
とのことでしたので、
色彩学に基づいた観点から、お話をさせて頂きました。
依頼内容の一部をご紹介。
[依頼内容]
- チラシの配色について、3色目に使う色で迷っている。
- 自然と馴染むにはどうすれば良いのか。
(上の図の左側)に色を足すなら、どんな色が馴染む?
とのことだったので、
もともと使われている「黄色の彩度を調整する」
ことをご提案しました。
全く違う色相の色(赤や紫、青など)を使うよりも、
色の彩度・明度差を利用する方がまとまりは出やすいためです。
上の図でいう右側になるのですが、
まとまって見えますよね?
ほんの少しの差ですが、使う色で
見え方、与えるイメージが大きく変わります!
感覚だけでなく、色彩理論に基づいて選択することで、迷いも減り、正しい色使いができます。
普段何気なく目にする、チラシや広告に使われている「色」を注意して見てください♪
いろんな発見があっておもしろいですよ(^^)
今回ご依頼くださったお客様のお言葉です!
色彩に関するご相談も承ってますので、
お気軽こちらまでお願い致します。