フライトに親友のリサちゃんがついて来ました。
ちょっとふにゃふにゃでムダに色っぽい娘です。
リサちゃんは英語が苦手です。ずっと1か2やったらしい(笑)
でも海外が大好きで、休暇を取っては私のフライトについて来ます。
今回はロサンゼルス♪
彼女はショピング三昧です。
ロスに到着しホテルへGO!
私達CAは航空会社の用意してるホテルに泊まります。
安全面を考慮され、4つ★以上のホテルが用意されます♪
私達クルーはクルーでチェックインします。
クルー=CA
彼女は彼女でチェックインしますので、英語でのチェックインの仕方を教えました。
しばらくすると、彼女が困った顔で近づいてきます。
リサ 「ユーリ!フロントのお兄さん変!」
私 「なに?どしたん?」
リサ 「私ってどう見ても一人よね~?」
私 「え?一人に決まってるじゃない?」
リサ 「お兄さん私を指差して 「4人?4人?」 てずっと言うのよ!」
私 「えーなんでよ?一人じゃない(笑)」
リサ 「ちょっと来てよ!」
しゃーないなぁ~ 行きました。
リサ 「ホラ! まだ言ってる!」
フロント兄さん 「4人?4人?」
おっおもしろい~(≧~≦))ププッ
4人?4人?は
your name?your name?
と聞いていたのよ(笑)
これがリサの頭の中では、
ユアネーム→ヨァネーム→ヨネーム→ヨネー→ヨニーン
謎の脳内翻訳されてました。
シンガポール~ロンドン便にて。
当時私はまだ22歳でした (^w^)ワカモノ
チャイルドVipでイギリス人の10歳の男の子トビーが搭乗し、私が担当しました。
チャイルドVip=子供一人で乗ること。担当のCAが付きます。
到着地にお迎えの大人が来ていてそこまで送り届けます。
このチャイルドVipのお客様は、
シンガポールに単身赴任しているお父様に会いに来ていたようです。
夏休みも終わり霧の都ロンドンへ帰国♪
育ちのイイとても礼儀正しい子供でした。
イギリスにかわいいガールフレンドがいるみたい。。(^w^)イイナ
私 「はじめまして!アナタの担当のユーリよ。」
トビー 「はじまめまして!僕はトビー。トビー・マグワイアと同じだよ(笑)」
私 「Hi prince♪haha」 まあ 王子様(笑)
トビー 「haha! ユーリは何人なの【・_・?】」
私 「日本人だけど。」
トビー 「日本人? ユーリはトラディショナルな日本人とは違うね(^w^)」
私 「ラテンの雑種~♪ スペインMIXなのよ。」
トビー 「haha..! 雑種ってぇ~」
何故かバカウケしました。
掴みはオッケー( ̄ー ̄)ニヤリ 子供は笑かしたら後は打ち解けます(笑)
私 「ロンドンには、私のおばあ様が住んでるのよ~
後でお話しましょうね♪ 飲み物持ってくるわね。」
トビー 「Ok well」
この子供はビジネスクラスに乗っています。
ビジネスは搭乗してすぐにドリンクサービスがあります。
エコノミーは離陸してからです(笑)
ビジネスクラスはエコノミーの約2倍のお値段です。
シンガポール~東京エコノミーが20万としたえら、ビジネスは45万くらい?です。
私の航空会社は少々お高めです(^-^)
ドリンクサービスが終わると、お次はミールサービスです。
ミールサービス=ご飯の時間
ミールサービスが終わると機内販売です。
機内販売を担当すると売上のパーセンテージでちょっぴりマージンが入ります。
新人の頃はやらなきゃいけない感がありました。
先輩方はめんどくさいのでやりたくないそうです。
当時新人の私は機内販売が好きでした。
どうしたらもっと売れるんだろ~?なんて考えてました。
私 「機内販売でございま~す♪機内販売でございま~す♪」
トビー 「ねえ、ちょっと、、」
私 「あ、トビーも何が買う?」
トビー 「好きな子にプレゼントしたいんだ、、」
私 「Wow!ステキね!」
トビー 「何がいいかな?」
私 「そうね、、このネックレスなんてどーお?」
スワロフスキーのお花のネックレスを勧めました。
トビー 「女性の気持ちって分かんないし、ユーリが選んで(^-^)」
私 「そーねー。この甘~いバニラの香りの香水はいかが?私も使ってるのよ。」
トビー 「これユーリのお気に入りなの? じゃ、コレにする!」
私 「はーい。お客様、お買い上げありがとうございます(笑)」
トビーは大切そうにリュックに入れました。
ロンドン到着までの間、私達は、生い立ちや家族の話、学校の話、
友達の話、、とっても愉しい時間を過ごしました。
そろそろ、お別れの時間です。
着陸体制に入ります。
着陸成功!
私 「さてと、お母様の所まで送るわね。」
トビーのお母様の待つ空港入口へと向かいました。
トビー 「ユーリ?」
私 「は~い。お客様(^-^)」
トビー 「これ 君に、、」
はい
何か私に手渡す。
なんと、バニラの香水を手渡されました。
私 「え? 私に?」
トビー 「だからユーリに決めてもらったんだよ~(≧∇≦)」
まあ (≧∇≦)♪
これまでのCA人生で、お客様から頂いたプレゼントの中で、
誰よりも1番印象に残っています。
新人の私の心は射抜かれました(笑)
10歳のジェントルマンに惚れました (≧∇≦)
当時私はまだ22歳でした (^w^)ワカモノ
チャイルドVipでイギリス人の10歳の男の子トビーが搭乗し、私が担当しました。
チャイルドVip=子供一人で乗ること。担当のCAが付きます。
到着地にお迎えの大人が来ていてそこまで送り届けます。
このチャイルドVipのお客様は、
シンガポールに単身赴任しているお父様に会いに来ていたようです。
夏休みも終わり霧の都ロンドンへ帰国♪
育ちのイイとても礼儀正しい子供でした。
イギリスにかわいいガールフレンドがいるみたい。。(^w^)イイナ
私 「はじめまして!アナタの担当のユーリよ。」
トビー 「はじまめまして!僕はトビー。トビー・マグワイアと同じだよ(笑)」
私 「Hi prince♪haha」 まあ 王子様(笑)
トビー 「haha! ユーリは何人なの【・_・?】」
私 「日本人だけど。」
トビー 「日本人? ユーリはトラディショナルな日本人とは違うね(^w^)」
私 「ラテンの雑種~♪ スペインMIXなのよ。」
トビー 「haha..! 雑種ってぇ~」
何故かバカウケしました。
掴みはオッケー( ̄ー ̄)ニヤリ 子供は笑かしたら後は打ち解けます(笑)
私 「ロンドンには、私のおばあ様が住んでるのよ~
後でお話しましょうね♪ 飲み物持ってくるわね。」
トビー 「Ok well」
この子供はビジネスクラスに乗っています。
ビジネスは搭乗してすぐにドリンクサービスがあります。
エコノミーは離陸してからです(笑)
ビジネスクラスはエコノミーの約2倍のお値段です。
シンガポール~東京エコノミーが20万としたえら、ビジネスは45万くらい?です。
私の航空会社は少々お高めです(^-^)
ドリンクサービスが終わると、お次はミールサービスです。
ミールサービス=ご飯の時間
ミールサービスが終わると機内販売です。
機内販売を担当すると売上のパーセンテージでちょっぴりマージンが入ります。
新人の頃はやらなきゃいけない感がありました。
先輩方はめんどくさいのでやりたくないそうです。
当時新人の私は機内販売が好きでした。
どうしたらもっと売れるんだろ~?なんて考えてました。
私 「機内販売でございま~す♪機内販売でございま~す♪」
トビー 「ねえ、ちょっと、、」
私 「あ、トビーも何が買う?」
トビー 「好きな子にプレゼントしたいんだ、、」
私 「Wow!ステキね!」
トビー 「何がいいかな?」
私 「そうね、、このネックレスなんてどーお?」
スワロフスキーのお花のネックレスを勧めました。
トビー 「女性の気持ちって分かんないし、ユーリが選んで(^-^)」
私 「そーねー。この甘~いバニラの香りの香水はいかが?私も使ってるのよ。」
トビー 「これユーリのお気に入りなの? じゃ、コレにする!」
私 「はーい。お客様、お買い上げありがとうございます(笑)」
トビーは大切そうにリュックに入れました。
ロンドン到着までの間、私達は、生い立ちや家族の話、学校の話、
友達の話、、とっても愉しい時間を過ごしました。
そろそろ、お別れの時間です。
着陸体制に入ります。
着陸成功!
私 「さてと、お母様の所まで送るわね。」
トビーのお母様の待つ空港入口へと向かいました。
トビー 「ユーリ?」
私 「は~い。お客様(^-^)」
トビー 「これ 君に、、」
はい
何か私に手渡す。
なんと、バニラの香水を手渡されました。
私 「え? 私に?」
トビー 「だからユーリに決めてもらったんだよ~(≧∇≦)」
まあ (≧∇≦)♪
これまでのCA人生で、お客様から頂いたプレゼントの中で、
誰よりも1番印象に残っています。
新人の私の心は射抜かれました(笑)
10歳のジェントルマンに惚れました (≧∇≦)