「商品には自信があるんです。」
「一度使ってもらえれば、良さは分かってもらえます。」
商売をしていると、本当によく聞く言葉です。
でも最近、私はちょっと思うんです。
「いい商品なのに売れない」は、もう聞き飽きたなって(笑)
はっきり言いますけど。
私自身も商品を作って売っているので、 自分にも言っています。
そもそも、 自分の商品を 「悪い商品です。」 と思って売っている人なんて、 ほとんどいないですよね(笑)
飲食店なら、 うちの料理は美味しい。
美容室なら、 技術には自信がある。
サロンなら、 施術には自信がある。
メーカーなら、 商品にはこだわっている。
みんな、 そこは頑張っています。
だからこそ、 そこから先を考えないと 仕事にはならないんですよね。
いい商品を作ることと、
売れることは別の話。
これは、 商売を始めると本当によく分かります。
例えば、 ものすごく美味しいレストランがあったとしても、
外から見て何のお店か分からない。
価格も分からない。
Instagramを見ても、 料理のアップばかり。
予約方法も分かりにくい。
それでは、 初めての人はなかなか入りません。
反対に、 商品そのものに大きな差がなくても、
誰のためのお店なのか。
どんな時に行く場所なのか。
何を頼めばいいのか。
どんな時間を過ごせるのか。
それが分かりやすいお店には、 人が集まります。
ここって、 ものすごく大事だと思うんです。
お客様は、
商品の裏側まで見てくれません。
作っている側は、 ものすごく詳しいです。
この材料を使っている。
この製法にこだわった。
何年も研究した。
ここまで勉強した。
だから、 その価値を分かってほしくなる。
私も化粧品を作っているので、 よく分かります。
「ここ、もっと説明したい!」 ってなります(笑)
でも、 お客様はそこから見ていないことがあります。
もっとシンプルです。
「私に合うの?」
「今の私に必要なの?」
「これを選ぶ理由は?」
まずはそこです。
売れない時に、
商品ばかり直さない。
これも、 すごく大切だと思っています。
売れない。
じゃあ新商品を作ろう。
メニューを増やそう。
値段を下げよう。
キャンペーンをしよう。
Instagramをもっと投稿しよう。
ついやりたくなります。
でも、 本当にそこなのかなと思うんです。
商品ではなく、 見せ方かもしれない。
価格ではなく、 価値が伝わっていないのかもしれない。
集客ではなく、 来てほしいお客様が曖昧なのかもしれない。
新規のお客様ではなく、 一度買ってくださった方への対応に 問題があるのかもしれない。
原因は一つではありません。
だから、 「売れない=商品が悪い」 でもなければ、
「いい商品=いつか売れる」 でもないんですよね。
経営って、
どこが詰まっているのかを見つけることなのかもしれない。
最近、 私はそんなふうに考えることが増えました。
お客様が来ない。
売上が上がらない。
リピートされない。
Instagramから問い合わせがない。
スタッフが育たない。
一見すると、 全部違う問題に見えます。
でも、 少し離れて事業全体を見ると、
「もしかして、問題はここじゃない?」
という場所が見えてくることがあります。
ところが、 自分の仕事になると これが本当に見えにくい。
私も自分のことになると、 急に見えなくなります(笑)
人のことなら 「そこじゃない?」 とすぐ分かるのに、 自分のことになると迷う。
不思議ですよね。
商品を売る前に、
事業全体を一度見る。
何を売っているのか。
誰に売っているのか。
なぜ選ばれるのか。
どうやって知ってもらうのか。
一度買ってくれた人が、 なぜもう一度来てくれるのか。
このあたりがきれいにつながっているか。
私は、 売上が思うようにいかない時ほど、 一度ここに戻った方がいいと思っています。
そして、 全部を一気に変える必要もない。
一番詰まっているところを見つけて、 まずそこを整える。
それだけで、 事業が動き始めることもあります。
「いい商品なのに売れない。」
そこで思考を止めない。
いい商品なのは、 もちろん大前提。
でも商売なら、 その先があります。
どう伝えるのか。
どう選んでもらうのか。
どう買ってもらうのか。
そして、 どうしたらまた選んでもらえるのか。
そこまで含めて、 一つの仕事なんだと思います。
商品に自信があるなら、 なおさらです。
「いい商品なのに売れない。」 で終わらせるのは、 もったいない。
いいものだからこそ、 ちゃんと届くところまで考える。
最近の私は、 そこにすごく興味があります。
これ、売れてます!!
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今日の小さな問い
あなたの商品やお店が思うように売れていないとしたら、
本当に「商品」が原因でしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
4人の子育てを終えたあと起業。
美容も、仕事も、人生も。
日々感じたことを、自分の言葉で綴っています。
YURI










