産後うつを防ぐために、妊娠中から夫婦でできること | 助産師ゆう Happy Family ~mamade あなたのままで大丈夫~

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3児の子育て奮闘中の助産師
八王子市/オンラインで
産前産後子育てサポートmamade
JABC認定 ベビーマッサージ講師
お産のふり返り
自分も他人も大切に いのちの話

子育てする方々の何か役にたてればと思っています。
私も一緒に成長していきたいです。

 

頭の中はタイトルの


産後うつを防ぐために

夫婦でどうしていくといいのか




それをどう伝えたら


皆様に届くのかばかり考えています。




こんにちは!助産師ゆうです。




男性にもお伝えし



ご夫婦がチームとなって


子育てできるよう支援することを


モットーに



このブログも男性に届きますように。




 

産後うつ





聞いたことがあるかと思います。



これを防ぐためきっと


日本の助産師や地域の保健師さんは


アンテナ張ってる方も


多いのではないでしょうか。

 



産後うつ=産後のホルモンバランスからくるもの




と認識されていると思います。



時間がたてばいいんでしょ?


ただのホルモンでしょ?




との考えは今すぐ改めましょう真顔

 




産後うつで


自殺


閉鎖病棟へ入院



子育て継続ができずに


乳児院へ赤ちゃんを預ける





 

上記のようなことは


本当に本当に


現実としてあることなんです。


私も勤務時代に


発症してしまったお母さんの経験が


ありますショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン



誰しもが起こりうる産後うつ

 

眠れない


子供が怖い 


子供と一緒にいたら不安

ず~っと緊張する

 





これら訴えは


産後うつの症状なのに

 

「産後だから当たり前だよ!

頑張って!みんなそうだから!!!」と

言われてしまい




産後うつ発見が遅くなってしまう



危機的状態でようやくわかる・・

なんてこともあります。

 




だから防ぎたい


産後うつは命を脅かす恐ろしい病気なんです。 


うつは病気なんですよ



。気持ちの問題でも


母性が足りないからでもない。



そうやって責められてしまうお母さんショボーン

いつになったら

育児はお母さんのものという

風土が取り除けるの?!




育児は家族、地域でするもの。


そうなるために草の根運動中な私です。

 



妊娠をきっかけに発症する病気は


これだけじゃないです。


それを含めても





妊娠出産をされる女性は命がけ。





 

どうしたら防げるか。



それは妊娠中からの夫婦のコミュニケーション




産後のお母さんの脳も体も


ストレスフルな状態で育児が始まります。




まして、日本人の女性は


お母さんであるべき!という100%お母さんを求められてしまう



慣習を持っています。(と私が個人的に思っています)



子供を授かる前


妊娠中のときの


フラットな状態のパートナー(ここでは女性側ママのこと)を


知っているのは


パパのほう男性側です。


 

だから、


妊娠中から産後のことを一緒に


勉強したり


お産について一緒に考えたり


一緒に散歩したり


ランチしたりして


いつもの奥様を


たくさん感じてほしいのです。


ささいなことでも共有していく





そうしてきたことが


この先何があるかわからない


出産も育児も



「私たちで頑張った」


といったような納得に


つながることにもなります。


ママがなんでも一人で抱えないことになるのです。


 

妊娠中は「今日は体調どうだった?」


から


産後は「今日の赤ちゃんの様子はどうだった?ママのほうは少し休めた?」



と声をかけてほしいのです。

 

産後だからと甘く見ず



前とは違うパートナーを明らかに感じたら


育児に悩む相手を見たら



優しい声かけとそして一緒に外出したりと



気分転換をしてほしいんですね。

 

せめて産後半年くらいまでは



土日は予定はいれず


お母さんの赤ちゃんのために


時間を空けてほしいところです。

 

まだ男性が育児をするのが


当たり前にはなってなくて


男性側もとても大変なのは分かります。


今の男性は時代の先駆者です。


私たちの親世代は、


女性は家庭で子育てをする、


男性は不在で仕事に明け暮れる。



それが当たり前の時代でした。



今のパパは、


育児家事を当たり前にする男性像を


イメージできない方も


いるかもしれません。






パパになって急に家事も育児も!!


は難しいし



だから、とまどいますし


どうしていいかも


わからないかもしれません。

 




お子さんが大きくなったときに

「仕事でいつもいなかった~」って


子供に言われるパパより




「小さいころの○○(お子さんのこと)はこうだったよ」って


お話しできるパパになってほしいです。






パパの家庭での姿は


いつかお子さんが親になったときに


同じように家庭円満につながります。




今の姿は将来の子供の家庭につながります。

 





旦那さんが産後に


ママさんの育児に専念する環境を整えていくことは



今後の夫婦関係



家族関係にも良い方向につながります。



産後に離婚する家庭も急増しています。


それも防げます。


セックスレスもそう。


 

もちろん、ママを全力で支える旦那さん自身の心身も大切!!



パパも仕事でもない


家庭でもない1人の時間を作って自分を癒す。




自分のストレス解消は何か


それをお互いに話して


少しずつでもお互いに


その時間を持つようにするのも



大切です。

 

 

産後うつを防ぐにはパパさんがカギです。




コミュニケーションをとって産後を一緒に過ごしてほしいな。

 

 

長くなってしまいました(;'∀')




妊娠中に


母乳育児についての勉強を


パパも一緒にするのを


個人的におススメします照れ



産後は、なかなか自分が


冷静でいられない中


お互い知識を共有しているから



産後はほぼ


授乳しかできない生活の不安な気持ちも


パパに話しやすくなりますよ。