恥ずかしいけどUPします。
確か前回は初めての釣りについて投稿したのですが、今回は初めての俳句コンテストです。
この歳になってもまだまだ初めての挑戦は色々出来るということに気付かされます。
こちら、とある俳句コンテストに応募、
結果、佳作🙆♀️
多発性硬化症(MS)という病気の当事者や家族・医療従事者などの周囲の人が応募する俳句コンテストなのです。
昨年、当事者の友人が佳作に選ばれたことで、このコンテストの存在を知り、今年は家族友人医療従事者部門で私も応募してみようと一句。
もう何年前だろう、そのときに感じたこと、その瞬間をとっておきたいと思ったんです。
多発性硬化症という緯度が高い地域(欧米)で多い難病があるのですが、大切な友人が突然発症。
ヘッドハンターだった頃だから、10年以上前かな。
名前のとおり脳の一部が多発的に硬化する。その症状は人によって異なりますが、例えば歩行に影響したり。ゆるやかな進行なので、寿命が短いわけではないと知り安堵した記憶が。
当時、その謎の難病に対して、友達としてどうしたらよいのか分からず、非常に戸惑っていたとき、
五反田のMAYというレストランで、シェフがそっとその友人の分のお料理に、ぱっと見ではわからないように食べやすくするための隠し包丁を入れてくれていました。
自分の持分でできることをしたらいいんだ!って思わせてくれたシェフへの感謝の気持ちをこめて。
最近はもっぱら友人宅でごはんを食べることが多く、お店にはお伺いできていないのですが、さりげない思いやりのあるシェフのお店、久しぶりにまたお伺いしてみたいな。
俳句の話に戻りますが、入選作品はさすがの一言。
なんとその友人が今年は入選しています。
とても素敵な句でした💕どれでしょう☺️
発表の動画が最近youtubeにUPされたのだけど(多発性硬化症、俳句、2024で検索すると出てくると思います)
俳句を通じて、その病気ならではの困難さとか大変さをさらりと表現する様はなんというか、権利主張でもなく、辛さばかりが前面に出ることもなく、自然体で表現することで理解が深まる感じ。なんともいえない良さが。俳句っていいですね!
本学の俳句の先生、先日引退されましてが、もっと習っておけばよかったなと。こんなひねりのないストレートな俳句作っちゃって、水戸部さん、もうちょっとこうしたらなんて言われそうです笑
発症した頃は、なかなか怖くて外出できない彼女に、何かあったら持ち上げられるから大丈夫とか言って、観劇に連れ出したこともあったっけ。
その際は、お席を通路側にしてくださった宝塚時代の上級生に感謝でした。
もちろんまだ理解していないところもあると思いますが、たとえば暑い時期は症状が重くなるとか、友人としてのその病気の特徴とか付き合い方にも慣れてきたかな。
ヘッドハンターから発達障害の方の就労支援へのキャリアチェンジには色々理由があり、インタビューなどで答えている理由はまた別のものなのですが、彼女の存在も理由のひとつでした。
そんな病気もあるんだーっと、まずは知ってもらうことは大事かなと思い、UPさせて頂きました。
ご興味のある方は、動画にある、この病気の説明や入賞作品を見てみてくださいね☺️
また残しておきたい思い出や気持ちがあったときに応募してみようと思います。