しみじみと | 私のしおり

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日記・雑感。
専業主夫になった夫と、家事全部しなくなってみてわかったこと。
謎な夫の生態とともに綴っていきたいと思います。

こないだ、しみじみと夫の顔を見て話したことがあります。

 

 

「本当、会社辞めてくれてよかった〜。」

 

 

家事全部丸投げして超楽になったからではありません。

超楽になったけど。サイコーだけど。

 

 

夫、仕事辞めました。」という記事でも書きましたが、夫はブラック会社で本当に倒れる寸前でした。

幸いにも、仕事を辞めると決まったのとほぼ同じタイミングで次の道が開け、3ヶ月後の再就職を目指して家で勉強をしつつ、身体を休ませようということに。

 

夫は家事育児に抵抗がないタイプで前から家事嫌いな私を見かねてちょこちょこやってくれたので、私の家事丸投げ宣言にも嫌な顔一つせずすんなり引き受けてくれました。

 

身体休める為に家にいるのに家事任せちゃったら休まらないかな、勉強もあるのに…と思ったんですが、全然。

 

最初は親子丼とホイコーローしか作れなかった人が、どんどんとレパートリーを増やして行くのです。

嬉々として。

 

一応言っときますと、この人結婚当初は

「自分料理作れないんで…料理は夕海さん担当で!」

とか言ってた人です。

 

鰻屋でバイトしてた時に親子丼だけは覚えたと。

 

でも、なんだかんだ言って私がダウンして作れない時に代打してくれてるうちに、ホイコーローがレパートリーに加わりました。

 

で、本格的に専業主夫になって、3ヶ月経った今ではパエリアとかグリーンカレーとか、「そんなん私作ろうと思ったこともないわ!」ってなものにも挑戦してます。

なにこのバイタリティ。

 

 

でね、夫の顔を見るととても嬉しそうなんです。

 

そう、これが本来の。結婚前に「この人すごい」と思った彼の顔。

 

顔色も明るくなったし、何より笑顔が本当に輝くようになったし。

 

 

 

それで冒頭の

 

 

「本当、会社辞めてくれてよかった〜。」

 

 

になるのです。

 

 

正直、家計的には楽ではないですよ。

私がフルタイムでは働けないので。

 

 

でもね、前にも書いたけど病気になったり、入院したり、ましてや死んじゃうとか絶対だめなんです。

ストレスの方がよりダメージ大きく長引くから精神面の方がより大事。

 

今を犠牲にしすぎて明るい未来はないと思う。

 

明るい未来のためにこそ、今楽しまないといけないと思う。

 

子供がいるならなおのこと。

 

 

 

私は、夫が最終的には家計とかそんな事より自分を大事にして辞めてくれて本当によかった。

 

そして、私も同様に自分が笑えなくなる仕事はしないし、こうして楽しくブログを書く余裕もない程に忙しく働き詰める気もありません。

 

 

それって結局、自分たちのためであり子供のためなのです。