夫、仕事辞めました。 | 私のしおり

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日記・雑感。
専業主夫になった夫と、家事全部しなくなってみてわかったこと。
謎な夫の生態とともに綴っていきたいと思います。

遡る事数ヶ月前。

 

夫が15年以上働いた会社を辞めました。

理由は「体調を崩しかけたので死ぬ前に辞めた」です。

 

割と切実。

 

夫の会社も例に漏れず日本に良くあるブラック企業でして、私は10年前から「辞めていいよ」と言ってました。

 

ただ大黒柱としての責任を感じていたのと、仲間にはそこそこ恵まれていたたのと、多分仕事自体はそんなに嫌いではなかったんでしょう。

ずっと頑張ってくれていましたが、真綿で首を絞める様に徐々にひどくなっていく環境にいよいよ寝込む日も出てきて…

 

「死ぬのはもちろん、倒れる方がずっと困るから、環境改善する見込みがないなら仕事辞めなさい。」

 

と、繰り返し言い続けて夏休み直前くらいにやっと辞める事が出来たのでした。

 

やばかった。今年のあの危険な猛暑をあの体調で仕事していたら本当に倒れてたんじゃないでしょうか。

 

 

ところで我が家は共働き。

私はパートで週3〜4、時間も16時には上がれ、休みの融通も効く職場で働いていました。

息子がアレルギー持ちで学校に行く機会が多かったのもありますが、実は私自身が難病持ちでフルタイムで働く体力がないのです。

 

休みがちゃんと入ればそれなりに働けるし、むしろ人より健康管理には3倍くらい気をつけてるのでつまんない風邪はまずひかないんですが、半年に一回くらい突然2〜3日寝込んだりします。

てか、用事がなければ基本寝てます。

 

そんななので「私が正社員になって家計を支えるわ!」とは行かないのですが、夫に

「働く時間を少し伸ばして夕飯ギリギリまで働くので、ご飯を作ってもらえないでしょうか。」

とお願いしました。

 

もともと、家事大嫌い料理苦痛と公言する妻を見かねてお休みの日はご飯を作ってくれていた夫。

快くオッケーしてくれました。

 

 

 

かくして、夫が(一時的とはいえ)専業主夫となり、私がメインで仕事をするという生活が始まったのでした……

 

 

つづく。