今日はドビュッシー作品練習とクラシックネタ撮影で2時間スタジオ撮りました!

ボイストレーニングもあります。


コンサートはないからお休みではあります。


見た映画


『死刑にいたる病』

白石監督の作品、孤狼の血と日本で一番悪い奴ら

が好きだから見た。阿部サダヲさんの演技好きだけど、私は

彼女がその名を知らない鳥たち の阿部サダヲさんが凄く好きだからそれを越える事はなかったかな。とっても怖い話だったけど、期待しすぎたかな。ネタバレでもないけど、凄く魅力的な人って逆に怖い時ありますよね笑 人を惹きつける魅力を、間違った方向に活用するというか、それを全部計算ずくでやられたら、、私は見抜けないな笑笑 恐ろしい、、、と思いました。

不器用なくらいでいいかもね😆笑笑


『モテキ(ドラマ)』

モテキ見てやっぱりこれだと思った!笑

森山未來さんのコミカルな役は本当に共感持てる!怖い役も出来て演技派なのも素晴らしい!

私はウォーターボーイズの時と、モテキの時の森山未來さんが、大好きです!


『マイ・バック・ページ』

今鑑賞中。1969 安田大講堂 学生運動

良かった!人を信じたい気持ち、裏切られた気持ち、落ちぶれた気持ち、自分より酷い道を歩んでいたように見えた知人がささやかな幸せを掴んでいたり、人生は物悲しいし、なんの罪のない人間の死は絶対に許されないなとまた思いました。

本当にスムーズにいく道なんてないですね。



スマホを📱いじらずに布団に入ると確かに眠りが深いと思う!



ピアノ作品の話で、

大小に関わらず、『作品』を演奏する事は

言葉がなくても何かその曲一つ一つに

『思想』があって、『表現』する喜びがある!


今深く勉強しているのは『ドビュッシー』


『沈める寺』はストーリーが明確なので

想像はし易い。

『ピアノのために』は『絶対音楽』だと思う。

なので音だけで物語を作る。

『図形』『幾何学』な感じ。


『アラベスク』はいかにも『模様』だから

『図形』だね!お洒落な『絶対音楽』

ドビュッシーのこう言うところが凄い!

『図形』を『模様』を『音楽』にした。

※シューマンもブルグミュラーも先にやってるけど、完成度高いのはやはりドビュッシー。


『月の光』も『沈める寺』のように

『標題音楽』。『詩』もついてるしね。

『亜麻色の髪の乙女』も『標題音楽』。


ただドビュッシーのこだわりとして、楽譜の最後に小さくタイトルを書いた。

あまり『題名』に囚われすぎないように、

音楽は音楽だから、『物語』の『付随』ではない。『音楽が主役』


『アラベスク第1番』絶対音楽

『月の光』標題音楽

『ピアノのために』(プレリュード)絶対音楽

『沈める寺』標題音楽

『亜麻色の髪の乙女』標題音楽


来年のソロコンサートはこの順番で弾くつもり

『模様』を描いて、

『光』を表現、

『技巧『で魅せて、

『大スペクタクル』

『女性』を描く。


こう並べるとやはりドビュッシーって凄い!

ベートーヴェンも唯一無二だけどその後の唯一無二の存在はやっぱりドビュッシーだと思う。


モーツァルトはハイドン、サリエリ、メンデルスゾーン、ロッシーニ、オッフェンバックなど

少し類似する人達がいて、その中心に存在するモーツァルト、という感じ。


ベートーヴェンは、ワーグナー、ブラームス、シューベルト、、、みんなベートーヴェンに憧れたけど、やはりベートーヴェンはベートーヴェン。

孤高の存在。


最近マーラーの唯一無二感にも興奮しています!

甘美的、厭世的、支離滅裂と言われがちだけどそれも悪い意味とは思えない!


フォーレの再発掘の可能性も分かるけど、

確かにフォーレは和音が難解!モーツァルトに陶酔している我々にとって、

『なぜわざわざその和音にする必要があるの?』と少し思ってしまう点があり、

まだ私は追いつけていないなー笑

ものすごく綺麗な作品が多く、そのまま耽美を貫いたらフランスのモーツァルト、になってしまうから和音が複雑なのかな?

遺言で、『私の音楽が全てだ』とフォーレは言っていたらしい。自分の作品に、自分の言いたい事は全て入っている、と言う事だね。



脱線したけど、やはりドビュッシーの完成度はえげつないな、、、

一台のピアノで、ピアニストはドビュッシーを表現できる贅沢さがある。

一生懸命練習、はもちろんだけど、

なんかそれだけではなく、『理解』すること

が大切だと感じる。


映画を観てて、夜の明るいバーみたいなところで、『メープルリーフラグ』を弾く男性ピアニストが出てきた。(東京公園のシーン)

たしかピアノも電子ピアノで、うまい!というような演奏ではなく、少し雑でたどたどしい演奏だったんだけど、良い意味でのアマチュア感が凄く映画の中で良くて、

演奏って上手いだけが心を動かすわけではないなあと改めて思った。


私は腱鞘炎になったことがないけど、

最近毎日ピアノを弾くからか、歳なのか?笑

指が疲れてるなと思う時もあるから注意してるけど、『無理なく』演奏するのでも、良いものは届けられるということ。


まとばゆうのドビュッシー、がある。

良くも悪くも笑 ドビュッシーはご健在ではないので笑 怒られる事はない!😆🙇‍♀️笑笑


好きで尊敬しているからこそ!

楽しんで『深く』弾きたい!


なるほど、確かに他人の作品を自分のものにして演奏する、ということをしていると、自ずと

『自作曲』もほしい、となりますね!


リストは、めちゃくちゃピアノうまかったし、

色々な他人の作品をかっこよくひけて、

自分の曲も作って弾いた。

ショパンもだけど、ショパンは『演歌性』が

強いよね。ポーランドの。

ショパンは、新しいことをしよう!という意気込みはあまりないかも。ただ単純に、

曲が良いし、ピアノのことをよく分かっていて、

ピアノに心があるなら

『これこれ!』とピアノが喜んでいるような曲。

ドビュッシーもピアノは確かに喜んでるけど

『ほら、これ新しくない?』という自意識も凄く感じる笑

リストの曲も華やかだからピアノは絶対喜んでるけど、

『あなたのドヤ感も感じますね!笑』とピアノは思ってそう!


ショパンは、シューマンに天才だと崇められたりリストに憧れられても、あまり他人に興味ない、みたいなスタンスだっだそう。

プライドが高いところがあったかもしれないけど、ピアノに対しては一番『真心』があるのかも。


凄く音が小さかったという記述もある笑

デリケートに優しく打鍵したのでしょう。

リストはピアノを叩いて弦を切ってしまったらしいから正反対だね!😆


一人一人の作曲家の作品で全く違うし、

同じドビュッシーの作品でも、一曲一曲違うから果てしないね!だからこそ演奏はいいのですが!


クラシック作品にまつわる、人のエピソード

恋愛、お金、社会情勢、国民性、新しい音楽への挑戦などなど、、、、


本当に面白い!