根治術の術式についてまとめておきます。




1度目の根治術にて大腸のS字結腸までを切除し肛門につないでいた王子。
今回2度目の根治術で言われていた術式は2通りありました。



①デュハメル法での術式
メリット
⚫︎今後の排便回数が少なるなる
⚫︎今残っているS字結腸と小腸で便を溜める袋をつくることができる

デメリット
⚫︎開腹しなければいけない
⚫︎直腸が残っていないため、腸の血流を確保するのが難しい(1番の難点)


②ソアベ法での術式(1度目と同じ)
メリット
⚫︎腹腔鏡での手術が可能
⚫︎開腹ではないため、術後の回復も早い

デメリット
⚫︎便を溜めるための袋が作れない
⚫︎神経質細胞のある小腸をそのまま肛門に繋げるため、排便回数もデュハメル法に比べて多くなる




実際に行われた術式は②のソアベ法でした。
手術が始まって腹腔鏡にて血流の確保が肛門付近で難しくなったため、ソアベ法に変更になったそうです。
そして小腸は35cmのところには正常な神経が確認ができているので37cmほど切除し、肛門につなげたそうです。



開腹ではなく、腹腔鏡手術での手術になったので傷が少ないし回復も早いというのはとても嬉しいですが、うんちを溜めるための袋が作れなかったのか、、、、ととても複雑な心境にはなりました。


でも、まだまだこれから!!
王子の頑張り次第にはなりますが、、
トイレトレーニング、がんばっていこうね。
精一杯、サポートするからね。