娘から突然
サンキュー!と言われてびっくり
なぜかというと、いつもは thank you!とthの発音で言っているのに、今日はサンキューとカタカナ英語で言ったからです。
娘は、
サンキューはありがとうやろ?
と言いました。
アニメのキャラクターがサンキューと言っていたとのこと。
私は、そうやで。サンキューはありがとうって意味やで。じゃあ、サンキューとthank youはどう違うと思う?
と娘に聞いてみました。
娘の答えは
日本語でありがとうは、サンキュー、英語でありがとうはthank youかな?
でした。
私は、サンキューは英語をカタカナ読みにした言葉やで。英語でthank you て聞いたときに、そう聞こえたから、サンキューをありがとうていう意味で使ってるんやで。
と説明してみました。
娘は(恐らく)納得した様子でした。
もし娘が英語でのthank you の発音を知らなければ、サンキュー=英語でありがとうと覚えただろうなと思います。
日本にはカタカナ英語がたくさん溢れています。
もちろん英語が身近になったり、良い面もたくさんあると思います。
ですが、英語に触れる前の子どもにとってはあんまりよくないのではないかと個人的には感じます。
カタカナ英語をテレビやyou tubeなどで何度も聞く機会があると、いざ実際に英語を勉強する時に、ありがとう=サンキュー と記憶してしまって、正しく発音することに時間を要するのではないかと思います。
子どもの柔軟に吸収する耳、小さいうちには、出来るだけ本当の発音で英語を聞かせてあげたいです。
実は私も学生の頃は、教科書の英語にカタカナをふって一生懸命覚えていました。その為、何年後かにいざ外国の人と話す機会があった時、相手の英語が聞き取れない、自分の英語の意味を理解してもらえないことに相当苦労しました。
自分なりに発音矯正を試みて、ようやく英語での会話を楽しめるようになりました。
英語はコミュニケーションツールです。円滑なコミュニケーションの為には、英語の発音は大事だなと実感しました。
大人になってから直すのは本当に大変です。
その点子どもは、聞く→言ってみる→使ってみるで短時間で正しい発音ができるようになります。自分で正しく発音できる=聞きとることができます。
それは、子どもたちにとって、将来英語を学びたいと思った時に大きな土台になります。
大人になってから、私がどのように英語の発音を矯正したのかもまたお伝えできたらと思っています。