最近の雑感 | テクスファーム小林のブログ

最近の雑感

最近の業務。いろんな企画を同時進行でやってますけど、メインは、フリーペーパー『新潟美少女図鑑』の制作ですかね。

僕たちが、2002年に新潟からスタートして、2008年くらいから全国各地で、それぞれの都市の、地場の発行元から発刊されています。ここ、新潟では、オリジナルメンバーのまま、現在も発行を続けています。

次号は、2015年12月15日発行。

お楽しみに。

今日も撮影がありました。
美容作品コーナー「華写」。

編集とデザインを僕が担当するサロンの一発目。JIGSAW。今回の担当の本間くんは、記憶している限りでは、史上最年少の担当スタイリスト。24歳。ヤングパワージェネレーションというヤツです。

{45FEDA1C-E20E-4365-BA33-8E58ED6C0C94:01}

僕が41歳なので、歳の差は、17個。
親子に近いほど。

イメージしている絵をつくるっていう共同作業をしているので、撮影現場で、歳の差とか、世代間ギャップみたいなものを感じることはなかったんですけど、読者が若い子だし、出ている子が素人の子なので、読者は出ている子や作ってる側への「親近感」がキモ。

だから、読者と作り手の距離は近くあるべきであって。


作り始めた頃の「20代の感覚」今の「40代の感覚」ってのは、当然、読者との距離は違ってくる。



これとは、違う話なんだけど、同僚の西原さんが興味深いことをFbで書いていた。

「AKBとかになりたい」っていう女の子の気持ちはわからないわけではないんだけど、そう言ってきた娘に対して「いいね!応援するよ!頑張って!」という親の気持ちは理解に苦しむ。

それで言うと、先生とのプリクラ流失した女の子の親が「いい人そうだから交際認めた」的なことを言ってるという記事を見て「あ、世の中ってそういうもんなんだ」と変に納得してしまった。あ、これ悪い意味で。

子どもたちが、深く考えないで夢を見るのはいいんだけど、親さえも「見えていない部分」も知ろうとしない。見えてるとこしか見ない大人が多いんだな。って思ったわけだ。


自己承認欲求ムキ出しのSNS、共感コジキのポエム化したポスト、安い情報の劇場型のミギヒダリ。

自分を含めて誰だって、そうなんだけど、本当は、こういうことじゃねえはずだろう。と思う。


本当は、カネやモノがないから貧しいんじゃなくて、際限なく、カネやモノを欲しがる心根が貧しく見えるし、ダサいんだと思う。



世の中に漂っているムードとか、オセロのようにひっくり返り続ける「メジャー」と「マイノリティ」の立ち位置に対しても、動じない。関係ない。ってのは、それは、それで。それなりに問題があるように思う。最近は。

地に足をつけて、変わらない価値観でいることは、美しい。

でも、昔から変わらないってことは、レコードみたいなもんで、気分としては、素晴らしく見えるけど、客観的に見たら消滅していってる、ってことでしかない。

変わらないってことを、常にバージョンアップして行くのが正しいんじゃないか

つまり

変わり続ける、
ってことを変えない。





今日のブログは、今現在、編集作業に入る前の、自問自答中の取り留めもない雑感の羅列ですから。いろんなことを考えて、自分なりに咀嚼しているところです。一応、言い訳として。




話を戻して



タランティーノは、映画の中で「自分のことを、ワインだと思ってるバカが多い。時が経つほど熟成されてくと勘違いしてやがる。ほとんどは、腐って酢になってるのに気がついていない」と登場人物に言わせてる。
ファック、プライド。
誇りなんてクソ食らえ。


傷つくだけの厄介なモノだ。と。






捨てろ、と。

積み上げたもの、自分がやってきたことの延長とは違うこと。予定調和じゃないもの。そういうものをやっていかないと。




今日のところは、こんな感じでしょうか。
また明日。