Jリーグを(少しだけ)考えた | テクスファーム小林のブログ

Jリーグを(少しだけ)考えた

Jリーグのチームは、
3期連続の赤字を出すと
ライセンス剥奪だとさ。




http://sportsnavi.yahoo.co.jp

だから、仮にチームが強くても、経営が上手くいってなければ「年棒の高い選手」は、軒並み放出せざるを得ない。

もちろん、順位に応じて、賞金が出るし、カップ戦も賞金が出る。アルビは、今季7位だから、1,000万円の賞金がJリーグから出たって聞いた。でも、何人の選手を囲っているんだ、っつー話で。

そういう意味で、スタジアムの入場者が多ければ、その分、チームが潤う。来てくれた客が、グッズを買ってくれないことには、興行として成立させづらい。



そもそも、
クラブ経営って厳しいでしょ。

テレビ放映が減って、選手の顔が分からない。

グッズも売れない。

安い選手で、強いチーム作って、来場者を増やして、グッズをいっぱい売る。何なら、試合を見ながら弁当やビール、ジュースをたくさん買ってもらいたい。



難しいよー、これ。
でも、新潟は、かなり上手くいっているんじゃないか、と。
2013年の最高額は、アルビで言えば、ブルーノロペスが6000万円、と。
http://matome.naver.jp

このNAVERまとめを読むと、かなり、安く、かなり、効率的に良いチームを作ってるなー、って思う。



そもそも、日本のサッカーファンて「サッカー好きだ」って言うクセに、代表戦しか応援しない、見に行かない。マスコミも、グッズも、代表のものばかり。

ここに問題があるし、ここをクリアしないと日本国内のリーグは、盛り上がらない。



こういうのを統合して考えると、もう、日本代表クラスも、代表予備軍も、海外に行かざるを得ない状況なんじゃないか。

そうすると、さらに来場者も減って。
グッズ売り上げが減って。

このスパイラルは、
永遠に続くんだよなー。

と、思いながら、海外に移籍する選手を見てたけど。


この前の、アナザースカイのゲスト
ガンバの遠藤保仁。

http://ameblo.jp






ルーツである、ブラジルに。

鹿島実業の在校時、高2から、高3になる春休みの一ヶ月間、たった一人でブラジルにサッカー留学したんだと。自腹で。言葉も知らないのに。ただ、サッカーだけを共通言語に。

その辺の話は、スゲー面白かったんだけど。
何より、シビれたのは、海外移籍に関しての言葉。


欧州からのオファーは、何度もあった。
でも海外には行かない。
日本国内のリーグでも
世界レベルの選手にはなれる。

W杯に出れると証明したい、と。


遠藤の所属するガンバ大阪は、
今年、J2なのに。


日本のプロサッカー選手の平均寿命は、26歳くらいって言われている中、33歳の一年間を、J2で過ごす。欧州からのオファーもあるのに、ガンバってチームに残る、ってスゲー格好いい。

この番組をみて、前よりも、遠藤が好きになったワケです。
W杯が楽しみになったし、今年、ガンバとの対戦も楽しみになった。