人間の価値とは?の話
新潟の優良企業に勤めている、
僕の仲間から聞いた「素敵な話」。
そこそこに良い大学を出て、
相当の倍率を勝ち抜かないと
就職できない優良企業。
転勤も多く、毎月のように資格試験があるので、
社会人になってからも勉強が必要。
20代も後半になれば、
お付き合いのためにゴルフも始めなければいけない。
同期入社は、20人くらい。
40歳手前の今となっては、5人くらいしか残っていない。
みなキツくて辞めるか、
資格を持って転職して給料を倍増させてるか。
僕の仲間いわく、残ってるのは
真面目なヤツか、度を超えたバカか。
この話は、
度を超えたバカ同期の話です。
外回りなので営業車で、ほぼ一日を終える。
休憩もクルマの中。
やがて、彼の営業車は
高校生のベッドみたいにリラックスした状態に。
うっかり、エロ本(熟女人妻もの|DVD付き)を
クルマに放り投げるほどに。
これは、考えられないことらしい。
のび太でもない限り、こんな愚かなことはしない、と。
なぜなら、優良企業なので、
抜き打ちで監査が入る。
経理のみならず、営業車も荷台までひっくり返すような。
案の定、会社に
エロ本は見つかった。
偉い人に呼び出され「なんだっ!あれは?」と問いつめられる。
つい、思いつきで「お客さんにもらった」と。
誰からなんだよ。と聞かれてアタマに浮かぶのは、
ときどき風俗を奢ってくれる中小企業の、
あの社長(エロ師匠)の名前。
「本当だな。電話で確認してくるからな!」
と席を立つ、偉い人。
ここは、さすが
叩き上げのエロ師匠。
とっさに事態を理解するわけです。
何のヒントもなく、電話口で
「ええ、そうです。私が彼にあげたものです」と
あっさり断言。
偉い人も納まりが付かないので
「では、今から、お伺いします」と、
そのまま、バカ社員を連行して、エロ社長の会社へ。
社長室に入ったときの、
バカ社員の申し訳なさそうな顔で、
事態をより深く理解するエロ社長。
優良企業の偉い人は
営業の規則などを理路整然と説明した上で、
なぜ、エロ本を渡したのか。
と改めて質問する。
ここからの
エロ社長の言葉がシビれる。
お前らの会社は
小せぇー会社だなー。
規則だかどうかは知らねー。
『エロ本もらう程の付き合いしてるんだな』って
褒められねーのか。
そんで何だ?
俺から『ウソ言ってます』って言わせたいのか。
身内のウソを証明したいのか、と。
そして、こう続けた。
じゃあ、
仮に、これがウソだとして、お前さんには、
こんな馬鹿げた話に
付き合ってくれる取引先はいるか。
規則、規則っていう人間よりも、
俺は人間として付き合ってる、
こういうバカと
仕事がしてーんだ。
これは、金言で。
「人間としての価値」ってのは、
仕事が出来るとか、規則を守る、とかではなくて
こういう苦境に、
何のヒントもないまま丸投げできる、
エロ師匠がいるかどうか、ではないか。
(いや、違うだろw)
僕の仲間から聞いた「素敵な話」。
そこそこに良い大学を出て、
相当の倍率を勝ち抜かないと
就職できない優良企業。
転勤も多く、毎月のように資格試験があるので、
社会人になってからも勉強が必要。
20代も後半になれば、
お付き合いのためにゴルフも始めなければいけない。
同期入社は、20人くらい。
40歳手前の今となっては、5人くらいしか残っていない。
みなキツくて辞めるか、
資格を持って転職して給料を倍増させてるか。
僕の仲間いわく、残ってるのは
真面目なヤツか、度を超えたバカか。
この話は、
度を超えたバカ同期の話です。
外回りなので営業車で、ほぼ一日を終える。
休憩もクルマの中。
やがて、彼の営業車は
高校生のベッドみたいにリラックスした状態に。
うっかり、エロ本(熟女人妻もの|DVD付き)を
クルマに放り投げるほどに。
これは、考えられないことらしい。
のび太でもない限り、こんな愚かなことはしない、と。
なぜなら、優良企業なので、
抜き打ちで監査が入る。
経理のみならず、営業車も荷台までひっくり返すような。
案の定、会社に
エロ本は見つかった。
偉い人に呼び出され「なんだっ!あれは?」と問いつめられる。
つい、思いつきで「お客さんにもらった」と。
誰からなんだよ。と聞かれてアタマに浮かぶのは、
ときどき風俗を奢ってくれる中小企業の、
あの社長(エロ師匠)の名前。
「本当だな。電話で確認してくるからな!」
と席を立つ、偉い人。
ここは、さすが
叩き上げのエロ師匠。
とっさに事態を理解するわけです。
何のヒントもなく、電話口で
「ええ、そうです。私が彼にあげたものです」と
あっさり断言。
偉い人も納まりが付かないので
「では、今から、お伺いします」と、
そのまま、バカ社員を連行して、エロ社長の会社へ。
社長室に入ったときの、
バカ社員の申し訳なさそうな顔で、
事態をより深く理解するエロ社長。
優良企業の偉い人は
営業の規則などを理路整然と説明した上で、
なぜ、エロ本を渡したのか。
と改めて質問する。
ここからの
エロ社長の言葉がシビれる。
お前らの会社は
小せぇー会社だなー。
規則だかどうかは知らねー。
『エロ本もらう程の付き合いしてるんだな』って
褒められねーのか。
そんで何だ?
俺から『ウソ言ってます』って言わせたいのか。
身内のウソを証明したいのか、と。
そして、こう続けた。
じゃあ、
仮に、これがウソだとして、お前さんには、
こんな馬鹿げた話に
付き合ってくれる取引先はいるか。
規則、規則っていう人間よりも、
俺は人間として付き合ってる、
こういうバカと
仕事がしてーんだ。
これは、金言で。
「人間としての価値」ってのは、
仕事が出来るとか、規則を守る、とかではなくて
こういう苦境に、
何のヒントもないまま丸投げできる、
エロ師匠がいるかどうか、ではないか。
(いや、違うだろw)
