新潟美少女図鑑、創刊号 | テクスファーム小林のブログ

新潟美少女図鑑、創刊号

リクエストにお応えして、
新潟美少女図鑑の創刊号を
ダイジェストで振り返ってみましょう。


こちら、非常に貴重な。
うちの事務所にも2冊しか保管されていない、創刊号。

「新潟美少女図鑑」編集長のブログ

表紙は、グレートーンの。
ノーメイクの高校生を私服で撮影した一枚。

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コーナー自体にタイトルもなく。
かわいい子を、ただ撮る。

それこそが「美少女図鑑」という、非常にシンプルで明快な編集方針。


巻頭特集のカメラマンは、COZI。

専門学校を出たばかりで写真も下手なんだけど独特の魅力があって。
新しいメディアの、新しい個性として牽引してくれました。

過去形でご紹介しましたが、COZIは、今も生きています。

ちなみに、モデル選びも、当時はCOZIの独断。
勝手に撮ってきて、締め切り日近くに、編集部に持ち込む、という。

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自分の妹を撮って、その写真を持ち込む。
という非常にハートの強いカメラマン。

インタビュー記事では
「兄に仕事を下さい」と言わせているし。
もはや、広告。




さて、広告と言えば、運営に深く関連する事項。
創刊当時は、
広告面、つまり、資金面でも
非常に苦戦しました。

ファッションビルも、専門学校も、企業全般的に不評。

美少女図鑑という、名前が悪いのか、
創ってる僕らの態度が悪いのか、

たぶん、どっちも悪くて、誰も見向きしてくれなかった。


僕らは、中途半端な、駆け出しのクリエイターだから分からなかった。
名前が奇妙すぎるって。やる気だけでは、誰も信じてくれないって。


そんな中、一部の「美容室のオーナーたち」は
たったひと言「面白そうじゃん」と。
以後、10年に渡って変わらぬ支援と叱咤激励を頂いてます。



創刊号に掲載された作品の、
一部をご紹介しましょう。


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SNIPSの作品、カッコイーんだけど
髪が見えてない。


この作品も同様。
ちなみに、この廃屋みたいのは、当時のうちの事務所です。

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そして、これが衝撃の問題作。
この一枚が美少女図鑑の方向性を指し示した。 

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髪とか、顔とか、そういうのどうでもいいし。
カッコイイでしょ。という。
これが許される創刊号。


2002年11月30日のことです。
間もなく10年が経とうとしています。

あと、10年、20年、よろしくお願います。