正直な話

震災が起きて早５日。

バラエティ番組も再開し、
世の中が「震災はなかったこと」の方向に歩き始めた。

ニュースを見ても
「被災者の悲惨な状況」を見せて憐憫を煽って。
「学識者たちが、対岸から評論」ってことで
誰かに責任を負わせるように。


記者やコメンテーター、
あるいは司会やアナウンサーまでもが
「こんなことで大丈夫でしょうかね」
みたいに、誰かの責任かのように言い出して。

バカヤロー、そんなん大丈夫じゃねーよ。
何千人も死んで、これからも被害は拡大してくんだから。

予想できた震災じゃねーんだもん。
手探りで行くしかねーじゃん。

てイライラする。

頼りないけど、管さんは僕らのリーダー。
電力会社は、僕らの暮らしを命を賭けて守っている。

いろんな人が、いろんなことして、
災害に役立ちたいと思って、言って、行動してる。

でも、当然、価値観が違うから
「それ売名だろ」って思うこともあれば、
逆に「そんなに叩いて意味あんのか」って思うことも。


なんか、ここ数日、心が荒む。

そんな中、
ツイッターって、便利なメディアなんだな
って初めて思ってる。


僕の知り合いが、
いろんな意見や、いろんな情報を拾って紹介してくれている。

僕がフォローしてるんだから、
その意見、情報は、全部、僕のツボなワケで。


その中で
一番、心の刺さったのがコレね。

このツイートね。以下

大抵のお店が品切れの時に
「申し訳ありません」というお知らせを貼っている、
うちの近所には

そんなに必要ですか？
皆が最低限買えるようにしませんか？

と貼っているお店が。
みんなそれを読んで我に返っている。
他の店もできませんか？

我れ先に、電池やガソリン、トイレットペーパーを買い占めている。
凄く違和感があった。そういうことだ。


僕の暮らしている新潟でも、計画停電があります。
みんな「困った。困った」言っているけど
そりゃ、困るでしょ。

でも

分け合えるものあれば分けたい
って思うのが「日本人の民族性」だと思う。

これは、誇りでしょ。

僕なんか
停電、大いに結構。


なんなら、
大手を振って仕事も何もかも放り出して（すいません!!）
まっ暗い部屋で、家族が輪になって
いろんなことを話せる機会だ、って思ってるくらい。


悪いとき、
上手くいかないときに、
人間の底が見えてくる。


僕たちは今、試されている。

停電になれば、
嫌でも自分の行いを省みれるんじゃないか。

最後まで読んでくれて、ありがと。
皆さんの住む地域で計画停電があったなら、
神様がくれた「シエスタ」だと思って有意義に過ごして欲しい、
なんて思って書いてみました。