競馬とおじいちゃんと

そういえば、ちょっと前に競馬に行った。

競馬は、大学以来やったことなし。

新潟の競馬場は、何年か前に改修されたと聞いていたが
想像を上回る改修で
とんでもなくキレイになっていた。

テンションも上がり、
「いっしょ、馬券も買ってみるか」と。

買い方も全然、変わっていて。
もう、何が何だか。

外国で、電車のチケットを買う感じに似ている。
想像も付かない。全然、分からない。

係員のおばちゃんに教えてもらい
マークシートで馬券を購入。

むしろ、馬券の買い方を予想　笑

大学受験以来、
18年ぶりにマークシートを埋めてみて。




結果、

ドデーン



大の字。
惨敗。


３レースやって、３千円くらい負けた。
ビールを入れて５千円は、競馬場に落として帰った。

けど、負けて悔いなし。
スッゲー面白かったもん。

もう、そこは、不思議な空間。
普段は、見かけないような人ばかり。

不マジメに違いない人たちが、
全員、一人残らず、本当に心の底からマジメになって予想。

絶対に新聞は読まない人たちが
全員、一人残らず、目を皿のようにして競馬新聞を熟読。


そんな中、何より気になったのは
気志団みたいなリーゼント君。

見ず知らずのおじいちゃんに声をかけて
お互いの予想について検討会をしていた。

競馬は
年齢も職業も、主義主張も超越するのだ。

でも、
若い人は、気志団くんだけ。他は、ほとんど居なかったなー。
大多数が、おじいちゃん。

今、おじいちゃんたちが大好きな相撲がテレビ中継も中止。
何か元気ないけど、競馬さえも「中継をヤメる」とか「休場する馬が相次ぐ」とか。
そんなことになったら、
日本のおじいちゃんが元気を失うね。

結果、
病院が混み合うね。

間違いなく。

ま、競馬自体が賭博なので、
中継ヤメるとはなるまいな。

そういう意味で健全だね。競馬。