魂の願いを叶える仲間たちへ
魂の願い ちゃんと聞いてますか❓
今日は長男の事を書いていきます
昨日の記事で少しふれましたが
長男は８才の時に交通事故にあい
心肺停止の状態で救急搬送された
病院に駆けつけた私に医師は説明してくれた
救急処置が終わり
今は少し容態が落ち着いていると
だが この病院には小児脳外科がない為
別の病院への搬送が必要とのこと
そして再び救急車で別の病院へ
そこでの詳しい検査によると
びまん性脳損傷と両側肺挫傷
脳全体に損傷があり手術はできない
このまま脳が腫れていけば
脳幹を圧迫し 脳からの指令がいかなくなり
呼吸も心臓もとまる という可能性と
なんとか腫れがおさまり一命をとりとめても
そのあと肺炎にかかり命をおとす場合もある
交通事故の場合
肺炎で亡くなる方も多いとのこと
私は病院内で待機するように言われた
２４時間が経過し
ひとつの山を越えた✨
まだ予断は許さない状況で
当日のICUからNICUへ移された
担当医はこういった
「会わせたい人がいたら連絡してください。時間制限もなしで、家族以外の方の面会も特別に許可します」と
その言葉の意味することを
深く考える余裕もなかった
一日 三日 一週間 と
長男は いくつもの山を越えてくれた
だが昏睡状態は続く
時間の許す限り長男のそばで
話しかけたり 本を読んであげたり
音楽を聴かせたりしながら
寝る時だけは病院内のソファで過ごした
最初に思ったことは
どんな姿でもいいから生きていてほしい
もう一度 私をお母さんにしてほしい
そして私は元気な姿で
学校に行ってる様子
大好きな野球をしている様子
家で弟と遊んでる様子
を思いうかべた
そして
信じた‼️
ひと月が経ち
まだ意識は戻らないが
ときおり目を見開くようになる
それは体の反射で開眼昏睡というらしかった
意識のない時からリハビリが始まった
ひと月を過ぎてしばらくたったころ
意識が戻った
でも話しかけても理解していない様子
自分の体を支えることもできない
少ししてから鼻のチューブもとれ
飲み込む練習などのあと
食事を口からとれるようになった
このころあたりから
私が言った言葉をオウム返しするようになる
オムツもとれた
そして食に対する執着も見せるようになる
もらったものを枕の下に隠したり
あわててるのか わすれてるのか
袋に入ったものをそのまま食べようとしたり
一日に６食くらい食べていた
リハビリも理学療法 作業療法 言語療法
と３人の方から受けていた
事故から３ヶ月半が過ぎたころ
驚異的な回復をみせた長男は
担当医から退院をすすめられた✨
単調な病院での生活よりも
弟や家族と過ごすことが
脳の活性化になるからいいということだった
退院後のリハビリと家族との生活
随分と回復していった
でも損傷を受けた脳は萎縮する
知能低下していたし
何度も同じことを聞く
聞いてもすぐに忘れる
感情のコントロールがうまくできない
体の動きがぎこちない
などのいろいろな症状があった
でも子供の脳は未知数で
これからどんどん回復していく
いろんな回路が繋がって
なくした機能を別のところが補うこともある
今後も変化を診ていきたい
と担当医は言っておられた
実際に長男は少しずつ回復していき
大好きな野球もまた始めて
小学校を卒業し中学校も卒業し
高校受験のために家庭教師の先生と勉強し
近くの農業高校に合格し
3年後に卒業した‼️
前と同じではないけれど
できなくなったこともあるけれど
それでも明るい長男に救われる
長男が小学校に上がる数ヶ月前に
離婚した
長男と次男をつれて
両親を頼り引っ越した
長男はよく気がきく子で
手がかからず
人の気持ちを察して動く
そんな子に 私は甘えていた
だから もう一度 お母さんになりたかった
寂しかった長男の想いと
私の長男への反省の想い
その両方を叶えてくれた事故だったのかな
戻ってきてくれた
回復してくれた長男に
感謝✨
です
長男はもう２８才
事故から２０年経ちました
高校の時バイトでクビになったり
就職してからも仕事を覚えられず
クビになったりしながらも
自分で何度も仕事を探し
今も元気に働いています‼️
もう心配なんてしません‼️
だってあの子は大丈夫だから✨
自分の人生をちゃんと生きてる❤️
今日も私は幸せです💕
ありがとうございます😊