開幕からだいぶ経ってしまいましたが、私が演じる「シャルロット」について少しご紹介します。
彼女はパレ・ロワイヤル(当時、治安が悪かった)に住む孤児(みなしご)ですが、大人の複雑な社会や人間模様を冷静に観察している情報通で、
とてもアクティブかつ機転の利く少女。
実際、あちこちの場面に走りながら登場しては、大事な情報を伝えることが多く、主人公のロナンからも「案外役に立つ!」と一目置かれている存在です。
外見的な特徴は「ソバカス」。
「おてんばな印象を与える為に必ず描いて下さい!」と、ご指導頂いています。
たかがポツポツの丸のはずが、それらしく見せるには案外工夫が必要で、大きさを揃えない、等間隔に描かない、など、回の重ねるうちにコツが分かってきました。
このソバカスを帝劇で付けるのも、早くもあと3回になりました。
毎公演を大切に、そしてシャルロットとして元気いっぱい1789年のパリの下町を駆け回ろうと思います。
万座みゆ
(本当はソバカスの顔のアップ写真が添えられておりましたが、メイクの顔の写真も舞台制作側的にNGなのでお見せできません

