うたた寝していたら中川智正さんの経験を
私経由で体験する事になってしまいました
便箋を手にして 遺書 を書いてる所
私は死刑になる事をしてないんやけど
死刑囚の時点で中川智正の視点だと気付いた

7月6日の朝の行動も
刑場に行くまで中川智正として行く
8時57分死亡確認がされた時は
私は私の姿で中川智正の事を見よった

目が覚めた時に思ったのは
中川智正の中に入り込んだのも
分かってほしい気持ちの裏返しやった
怖がったりしてなく罪の重さだけを考える
絞首台とロープを私も当事者として見たけど
覚悟を決めとるからこそ落ち着いとった
それを見た瞬間に私は中川智正の中から
弾かれて目の前で踏み台が外されるのを見た

一連の流れを視るのは
IFの私も同じやから耐えられんやろね

あれだけ泣いたのも分かる気がした