心や考え方に関するある商売をしているブログがあります。

そのブログ主をAさんとします。

Aさんの主催するセミナーを受講して、Aさんが作ったある資格を取得したBさんという人がいます。

BさんはAさんの弟子筋として、同じようにブログを通して営業し、セッションなどしていました。

でもいろいろ気づきを得たようで、その資格を使った仕事と同時にブログも辞められました。


BさんはAさんに「幸せ」の幻想を見てすがりついていたことに気づいたそうです。

Aさんのブログはよく計算されていて、Aさんのセッションや主催するセミナーに行けば魔法のように問題が消えてなくなるかのように思えてきます。

私もBさんと同じように、Aさんが発信する内容に興味がありました。

好奇心、知識欲、かな。

「まだ知らない、でも知ったほうがいいことがあるなら知りたい!」って。


実際AさんにもBさんにも会ったことがあります。

でも、特にAさんに会うとき身構えていたせいか、のめり込まずにすみました。

金額も大きいし、なんとなくひっかるものがあって、Aさんの講座などは受講してません。

BさんがAさんの根っこの部分に気づいて去った経緯を知ったとき、「やっぱり」と思いました。


「やっぱり」Aさんの本音はそこだったんだ、

「やっぱり」そういうベールをかけて魅力的に見せてたんだ。

Aさんのブログで感じた違和感は「やっぱり」間違ってなかったんだ。

Aさんに会ったとき身構えたのは「やっぱり」どこかでわかってたからなんだ。


「やっぱり」が出てくる出てくる。

ほんとは直感でわかってたのに頭で考えきれずに惹かれてた。

知ってることでもベールをかけられると魅力的に見える。

自分の直感を信頼できてなかった。


わたしもBさんと同じようになるとこだったかもしれない。

なんとなく感じた「もやもや」を無視しなかったから助かったんだ。


ビジネスとしてとっても上手に計算して展開していってるなとは思ってたけど、いろいろ知って考えて、改めてAさんのブログを見ると“やっぱり”「私のためにお金使ってね♪」に見えてくる。


直感って、パシッとかピンッとかわかりやすく来るものばかりじゃないんだな。

勉強になりました。

もっと自分を信頼していこう。

惑わされないように、「もやもや」をもっと明確にしていけるようになろう。