おはようございます
今日は 太陽フレアのお話をします
まず 太陽フレアとは
太陽表面で起こる
突発的な爆発現象の事です♡
大規模なフレアだと
水素爆弾1億個分に相当するんだとか……
太陽表面に溜まった
磁気のエネルギーが
熱や運動エネルギーに変換され
一気に 宇宙空間へと
放出されるんですよ。
まず太陽表面の
磁気エネルギーが 高い場所に
黒点が 現れます。
黒点が たくさん現れる時期は
太陽フレアのリスクも高いので
警戒が必要になります
・高エネルギーの電磁波や
・高エネルギーの放射線
・大量のプラズマガス
こんなのが
宇宙空間に 放出されるんですね〜
X線やガンマ線などの
『高エネルギーの電磁波』は
光の速度で移動するので
地球到達まで たった8分
地球に到達する事で
電波通信障害が 発生(するリスクが高まる)
そして 高エネルギーの放射線(粒子)は
30分〜2日程かけて
地球に やって来ます
怖いですよね………
放射線ですよ?!
宇宙ステーションにいる
宇宙飛行士さん達や
飛行機に乗ってる乗客乗員にも
放射線被害のリスクが
懸念されるんですから……
太陽の大気にあたる『コロナ』
それを構成する プラズマガスが
大量に 宇宙へと 飛び出しちゃう現象を
コロナ質量放出と言います。
Coronal Mass Ejection なので
『CME』と呼ばれています。
CMEは 普通2〜3日程かけて
地球に到達します。
プラズマ粒子が
地球の磁気圏に沿って
境域に流れて入ります。
そこで地球の大気と衝突。
これが オーロラですね♡
オーロラは綺麗ですが
磁気圏が乱れると
送電線に大量の電流が
流れてしまいます。
これが 大規模停電を
引き起こす原因になります
(1989年3月 カナダで9時間停電、600万人に影響)
太陽の活動には
極大期と極小期があり
それは 交互に
そして 周期的に
やってくる特徴があるんです。
その周期が 11年。
2012年7月。
太陽活動がとても活発な時期に
巨大なCMEが
地球のすぐそばを
通り抜けて行きました
※9日ほど発生時期がズレていたら
地球に直撃していたそうです……
この時のCMEは
僅か20時間で
地球の公転軌道上まで
到達してたんです
一般的には 2〜3日かかるのに……
1日も経たず 到達されちゃうと
どうする事も出来ませんよね…
そんな恐ろしい
太陽フレアですが……。
今が 太陽の活動期。
次の極大期は
2025年と予測されています。
総務省が推定する
日本における太陽フレアによる
最悪の被害は………
太陽活動の一周期中に
1回あるか無いかという
規模(X10クラス以上)の爆発が
2週間に渡って継続的に発生し
さらにその中で
100年に1度か
それ未満の頻度でしか
襲ってこない巨大フレアも
発生するという
最悪の事態が起こった場合
2週間に渡って
昼の間は 断続的に
電波通信が 困難になり
それによって 携帯電話などの
電波通信が使用困難になり
電車や飛行機などの
交通手段にも
大きな混乱が及び
さらに2週間に渡って
継続的に GPS通信が
困難になる……
と 想定されてるんだとか
そうなると………
もちろん 人工衛星にも
大きな影響が及びますよね…
人工衛星に搭載されている
太陽電池が劣化して
衛星の寿命が短縮され
地表に近い軌道では
地球を周る人工衛星に
空気抵抗が増大します。
すると 軌道が変化します
そんな事になれば
他の人工衛星や
スペースデブリと
衝突があったり
地球に落下したりして
人工衛星自体が
失われる可能性があるんです
通信技術が 発展した都市ほど
被害が大きくなるので
東京だけで
3000億円の損失…………
いやいやいや……怖いでしょ?!
文明が発達すればするほど
被害は 大きくなるとか……
もう 避けては通れませんよね
太陽の活動の様子は
いや〜しかし流石 太陽………
くしゃみひとつで
文明崩壊とは……
ちなみに。
太陽の本当の色は 明るい白色です♡